小学生向けのファッション誌「JSガール」(発売・三栄書房、発行・エルティーエム)のN編集長(49)が、過去に小学生の所属モデルとホテルの同部屋に宿泊するなど不適切な行為を行っていたことが明らかになった。

 被害に遭ったのが小学生(当時)だったこともあり、「ただただ気持ち悪い」「犯罪じゃないの? なんで逮捕されないの?」などネット上では非難の声が多く上がっている。



「この少女は地方在住のため、撮影のたびに上京していたそうですが、こういったことは業界ではよくあることです。母親が仕事の都合で同行できない場合に『編集部がホテルの部屋を用意して面倒をみます』などと持ちかけて呼び出したようですね。しかし、チェックインしてみるとN編集長と同室で、しかもダブルベッド。パンツにバスローブ姿のN編集長と2人で寝ることを促され、体が触れ合う瞬間もあったと。少女はそのたびにトイレに逃れたようですが、そんなことがこの日だけでなく何回もあったそうです。卑劣ですね」(元ティーンズ水着雑誌編集者)

 ただし、「行かせた親が悪いのでは?」「もしかしたら有名になりたくて、意味がわかってて行かせた可能性もあるんじゃない」などという意見も聞かれる。


「モデルや芸能人を目指す少女たちとその親は、なにしろ必死です。相手はカリスマ的な雑誌の編集長なので、たとえ気づいていたとしても文句を言えなかったかもしれません。少々語弊がありますが、モデルは人気商売なので、カメラマンやスタッフにも気に入られようとしがちです。思わせぶりな態度も取りますし、スキンシップなんかもあったりします。モデル自身だけでなく親御さんも撮影中に『もっとセクシーに脚を開くのよ!』なんてディレクションしちゃうこともあったりして、こちらが制止することもあるんですよ(笑)。そんな必死さにつけ込まれたのが今回の事件なのでしょう。
もちろん最も悪いのはN編集長ですが……」(同)

 業界内ではカリスマ的存在である一方、N編集長は一部のモデルや保護者たちから評判が悪く、「やっぱり……」との声も聞かれる。「ウチの子も同じようなことをされた」などという被害者がこれ以上、現れないとよいのだが。