たむらけんじ公式インスタグラムより

 吉本興業所属のお笑い芸人・たむらけんじが自身のインスタグラムで、ダウンタウン松本人志友近ら吉本芸人と東京で飲んだことを明かして注目を集めている。

 たむらは25日の投稿で、「久々の東京はこのメンバーで飲みー!!御察しの通り僕の独壇場でしたよー!!吉本最高!!」と松本や友近、フットボールアワー岩尾望ゆりやんレトリィバァらと写した写真を公開した。

 友近といえば、7月23日に松本がTwitterで「プロ根性で乗り越えましょう」とツイートしたことに対し、自身が出演する『ゴゴスマ GO GO! Smile!』(CBC・TBS系)の番組内で、「私はまだその気持ちにまで追いつけてない、その次元に行けてないというか……」とコメント。

 さらに、「松本さんは、皆、俺についてきてくれじゃないですけど、そういうことで頑張っていこうと呼び掛けていると思うと、私は『ちょっと待って。松本さん、待って……』と思ってしまう」などと否定的な発言をしていた。

 こうした背景もあり、友近は“加藤の乱”を起こした極楽とんぼ加藤浩次とともに大崎洋会長、岡本昭社長、松本といった吉本興業の“主流派”に反旗を翻す存在と世間からは認知されていた。

 そうした中で、今回の松本との仲睦まじいプライベートショットには驚きの声も上がっているわけだが、その裏事情を吉本の関係者は声を潜めてこう語る。

「端的に言えば、最近トーンダウンしている加藤さんと同様、友近さんもウチの“主流派”の軍門に降ったということ。

やはり、一部で報じられたパワハラ疑惑が大きかったんでしょうね」

 友近といえば、今月発売の週刊誌でパワハラ疑惑を報じられたばかり。

 報道によると、友近は自身のマネジャーに対して暴言や深夜まで及ぶ説教、夜中に電話を繰り返すなどし、こうしたパワハラによりマネージャーが過去10年間で20人も替わっているとか。さらに、今年に入ってから友近のマネージャーが2名、会社にパワハラを訴える嘆願書を提出しているという。

「確かに友近さんはプロ意識が高く、マネジャーや周囲のスタッフに厳しく当たることもありますが、それは彼女に限ったことではない。それこそ、ダウンタウンの2人なんてもっと厳しいですよ。そもそもなぜこのタイミングで友近さんのパワハラが急に報じられたかというのがポイントです。

それに、パワハラ疑惑を報じた週刊誌は他のライバル誌に先駆けて、騒動の渦中にある大崎会長の単独インタビュー記事を掲載するなど、良好な関係がアリアリと伺えますからね」(前出の関係者)

 そのうえで、こう続ける。

「『週刊文春』(文藝春秋)なんかも記事にしていましたが、大崎会長以下、ウチの主流派は騒動を大きくした宮迫博之さんを筆頭に、自分たちに反旗を翻した加藤さん、友近さんらに対して相当怒っている。自社のスタッフや懇意のメディアの記者を使って、そうした反主流派タレントのスキャンダルを探っていたくらいですからね。そうした中、今回、友近さんのパワハラ報道が出て、その後に主流派ともパイプが太いたむらけんさんのインスタグラムで、松本さんとのプライベートショットが公開された。これはもう見せしめ以外の何物でもないでしょう」(同関係者)

 懇意のメディア媒体も活用し、加藤に続き、友近も軍門に軍門に降らせた吉本興業の主流派の反乱鎮圧はまだまだ続く?