東出昌大

 テレビ朝日手女・唐田えりかと不倫騒動を起こした、東出昌大に対し激怒しているという。

 23日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、唐田との3年に及ぶ不倫が妻・杏にばれ、自宅から追い出されて別居中だと報じられた東出。

 この事態に、東出と桐谷健太がダブル主演する連続ドラマ『ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~』(木曜午後9時~)を放送中の同局が頭を抱えている。同ドラマは元体育教師で、交番勤務をへて、刑事となった仲井戸豪太(桐谷)と、頭脳明晰すぎて逆にズレている、東大卒の頭でっかちなエリート検事・真島修平(東出)が、ケンカしながらも難事件に挑む物語だが、“正義の味方”であるはずの検事を演じる東出がゲス不倫していたとあって、笑い話ではすまなくなったのだ。

「東出が出演した『コンフィデンスマンJP』(2018年4月期、フジテレビ系)のように“詐欺師”の役だったなら、まだましですが、さすがに検事役が不倫していたのではしゃれにもなりません。妻の妊娠中に浮気が始まったとあって、特に女性視聴者の嫌悪感がひどく、視聴ボイコットも出ているようですし、テレ朝への苦情も殺到しているようです」(テレビ誌記者)

 同作は初回(16日)12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)と好発進したが、東出の不倫報道直後の第2話(23日)では9.7%と大幅ダウン。ネット上では「ドラマがどうこうより、東出の顔すら見たくない」といった声が多数散見されており、この先、視聴率がアップしていくとは見込めず、爆死レベルにまで落ちていく可能性すらありそうだ。

 ただ、同局にとって、最大の問題は視聴率低下より、CMスポンサーの信頼を損なってしまいかねないことだ。

「不倫相手の唐田はTBSドラマ『病室で念仏を唱えないでください』の第2話(24日)から出演を自粛しました。同局では、唐田の登場シ-ンを編集でカットして対応しましたが、これはチョイ役だからできたこと。『ケイジとケンジ』で東出は主演ですから、編集でカットなどできない。番組タイトルにあるように、東出と桐谷はセットなので、ストーリー上、未収録分でも、東出抜きで構成することは難しく、このまま最終回まで進むしかないでしょう。そうなると、事態を重く見たCMスポンサーの多くが撤退して、降板する可能性も出てきます。その結果、スポンサー収入が大幅減となり、テレ朝は大赤字となります。

当然早期打ち切りも視野に入れなければなりませんし、最終回では企業のCMがゼロになって、“ノーCM”になる恐れだってありますよ」(テレビ制作関係者)

 同局の“木9”ドラマ枠は、17年4月期『緊急取調室』シーズン2(天海祐希主演)以降、昨年10月期まで11クール連続で視聴率2ケタをキープしている超優良枠で、CMスポンサーの信頼も厚かっただけに、東出の不倫問題は、同局に多大な影響を及ぼすのは必至。東出は、なんとも罪なことをしでかしてくれたものだ。