1月9日にスタートしたフジテレビの昼のバラエティ番組『ぽかぽか』の評判が悪く……ない!
前番組の『ポップUP!』は8カ月で打ち切りとなる大惨事だったが、ハライチと神田愛花が司会を務める『ぽかぽか』は、フジテレビが絶好調だったころを思い出させるような勢いだ。
初回視聴率こそ3.3%(ビデオリサーチ。
「スタジオが大爆笑に包まれたのは、金曜に行われた『ファミリープレッシャー』というコーナーです。視聴者ファミリーが2組登場して、ほしい物をかけて戦うという内容で、麻雀牌を積むゲームに挑みましたが、お父さんの手が緊張でプルプル震えてありえないような失敗が連続し、司会のハライチや周囲の出演者は涙を流さんばかりに大笑いしていました」(テレビ情報誌記者)
ともすれば退屈極まりないコーナーになりそうだが、一般人に笑いの神が降臨し、ネットには、
「麻雀牌手積みするやつ涙出るほど爆笑した」
「麻雀牌手積み対決面白すぎる ずっとやって欲しい」
「素人さんの麻雀牌手積みがここまで面白いとはw」
と、激賞のコメントが殺到。番組全体についても、
「ぽかぽか結構いい感じ」
「いい感じにユルくてずっと見てられる」
「ぽかぽか面白い。やっとフジテレビのお昼が帰ってきた気がする!」
といった声が寄せられている。当初は、「長過ぎる」「ハライチと神田愛花の不安が大きすぎる」「曜日レギュラーが弱い」などシビアな意見も寄せられたが、キー局関係者は「昼の勢力図が変わるかも」と太鼓判だ。
「初週は北川景子、竹野内豊、マツコ・デラックスといった大物がゲストで登場。かなりリラックスした雰囲気で進行し、生放送でたっぷりトークが聞ける番組はめずらしいので、これだけでもほかの番組との差別化は図れそうです。このほかにも、前番組が短命に終わった山崎夕貴アナが登場し、『ヒマだからEXCELの底を探した』と、キーボードの“↓”を9時間も押していたと告白するなど、全体的にユルユル。そもそも昼は片手間で番組を見る人が多いので、“邪魔しない感じ”が良いあんばいになっている印象です。
こうなると、焦っているのは日本テレビでしょう。
『笑っていいとも』が終わったのは2014年3月のこと。少々長すぎる潜伏期間だったが、ようやくポカポカとした太陽の下に出られるか!?
フジ新番組『ぽかぽか』も『ラヴィット!』的大喜利を? 先行き不安な初回放送を徹底鑑賞 フジテレビ系のお昼の帯番組『ぽかぽか』(毎週月曜~金曜、午前11時45分~午後2時45分)が1月9日にスタートした。視聴者からの支持を得られず、わずか9カ月で終了した...