森本慎太郎

 SixTONESの森本慎太郎が28日、占いバラエティ番組『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演。「高校生の時に好きな人にフラれ、より好きが加速した」などと過去の恋愛エピソードを明かし、あまりの赤裸々ぶりによってファンが大荒れに。

SixTONESはつい先日も田中樹が赤裸々に恋愛について語っており、「アイドルなのにぶっちゃけすぎでは」と賛否が起きる事態となっている。

 森本は、岸優太主演映画『Gメン』(公開中)で共演しているEXIT・りんたろー。と共に出演。占い好きという森本は番組ファンらしく、携帯電話番号の下4桁の合計数字から運勢を予測する琉球風水志のシウマが占うと知ると、すぐに「電話番号ですね」と反応し、「来週ぐらいに携帯変えようと思ってたんですよ。そこも聞いてみないと」と占いに前のめりな様子を見せていた。

 シウマは森本の過去について話し始め、「13歳、14歳が荒れる」「荒れてるとき大人に叱られてるはず」と指摘されると、驚いた様子で「おお~ん」とうなり、的中しているとコメント。

高校からは変化があったとして、シウマが「ちょうど17歳の時にモテ期が来てる」と言うと、森本は今回もいかにも図星というニンマリ顔で「あ~」とコメント。「高2でモテ期が来てて、しかもすごい好きな人もできてる」とシウマが続けると、森本はあっさり「そう、そうね。高2ですわ。当たってる」とあっさり認めた。

 森本は「高1のタイミングでその人を好きになって、フラれて、で、高2のタイミングでより加速したんですよ、“好き”が」と当時の恋愛を告白。森本は2007年、小学校3年のときにジャニーズ事務所に入所しており、高校2年の時といえば、すでに映画『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』(2009年)や、のちのSixTONESメンバーが集まったテレビドラマ『私立バカレア高校』(日本テレビ系、2012年)で主演を経験するなど活躍していた。

りんたろー。から「めっちゃしゃべるやん」「流せるところあんの?」とアイドルとしての立場を心配されたが、森本は「興奮してめっちゃ話しちゃう」「もちろんもちろん、全部どうぞ。全部大丈夫です」と笑い、スタジオの水野美紀から「全然アイドルっぽくない」と言われていた。

 好きな女性のタイプの話題では、シウマから「言葉遣いとか清楚な人とか、品格ってのがすごく好き。顔とか雰囲気もあるけど、それより脚に目がいく」と指摘されると、森本は食い気味に「脚、見る見る! めっちゃ見る!」と脚フェチを認め、どういう脚のバランスがいいかをシウマが指摘すると、すべてに「そう!」と興奮気味に食いつく始末。りんたろー。

から「NGないの?」とあきれられるも、あっけらかんと「ないッス!」と答えていた。

 それでも森本のぶっちゃけトークは止まらず、なぜか急に「基本ギャルがいいです!」とギャル好きを自ら暴露。「品のいいギャル」が好きだそうで、礼儀正しいからと、めるる(生見愛瑠)、みちょぱ(池田美優)を例として挙げる森本は、シウマに「ゴールデン(タイムの番組)に出れるタイプのギャルですね」と指摘されると、「ホントそう!」と納得し、「ゴールデン出れるギャルがいい。G・G(ゴールデンギャル)ですね!」と嬉しそうに語った。SixTONESでは、田中樹がギャル好きを公言し、一時期はみちょぱ好きを語っていたが、まさかのグループで2人目のギャル好きキャラ誕生となった。

 シウマからは「お酒の場で出会う女性にものすごく注意。

(3年後の)29歳になる頃、少し危険。ハニートラップではないけど、変な女に引っかかる可能性がある」との警告も。この「29~30歳が1回目の婚期」なので注意が必要としながら、婚期について「本当だったらもう1回、その前に来てはいるんです。20歳のとき」とシウマが指摘すると、森本は「おんっ」と驚いた表情を見せ、「すっごい当たってます。子どものころからハタチのタイミングで結婚したかったんですけど、SixTONESを組んで、“SixTONESとして仕事ちゃんとやってこう”っていうモードに入ったんでハタチの結婚はあきらめたんですよ。だから次は30(歳)ぐらいに(結婚)したいなって思ってて。
30か29ぐらい、そのあたりで絶対に結婚すると決めてた」と結婚願望について明かした。

 番組はかなり盛り上がったが、これを視聴していた森本ファンからは悲鳴が続出。SNS上では「これはリアコ(リアルに恋している)オタにはキツすぎるって…」「自担のガチ恋愛話しんどすぎ」「30歳で結婚って話がリアルすぎて胸が苦しい」といった嘆きのコメントが大量に飛び交った。10代のときのガチ恋愛話があったうえで、「29歳か30歳に絶対に結婚する」という決意を聞かされたため、リアル感が増してショックを受けた人が多いようだ。

 さらに、森本ファン以外からも「ジャニーズはいつからこんな恋愛模様丸わかりアイドルになったの」「アイドルならこういう話はするべきじゃない」といった苦言が続出。森本ファンを気遣うコメントも相次いだことから、X(旧Twitter)では「森本担」がトレンドワード1位となった。

 この事態を察したりんたろー。は、自身のXで「慎ちゃんといるとすごく素でいられるせいか森本がつい喋りすぎた感が否めず、引いてたつもりの手綱を振り解いて森本担に嫌な思いをさせたとすれば僕のせいかもわかりません!」と、森本ファンに向けて謝罪。ファンからは「りんたろー。さんの気遣いに励まされた」といった感謝の声が寄せられているが、それでもショックを隠し切れない人が散見される状況だ。

 SixTONESではつい先日、田中樹も24日放送の『トークィーンズ』(同)に出演。「バラエティではNGなし、プライベートではNGだらけ」とのナレーションどおり、潔癖すぎて彼女の家に泊まることもできない、女性のメイクにもNGがあるなど、厳しいこだわりの数々を披露し、スタジオメンバーと激論を交わしていた。これには「逆に誰とも付き合えなさそうで安心した」との感想が多かったようだが、彼女が自宅に泊まった後の“清掃ルーティーン”をすらすらと語っていた姿に「リアルすぎ」といった声も少なからずあったようだ。

 昨年、森本はファッション誌「CLASSY.」(光文社)のインタビューで、「自分をアイドルとは思ってなくて(笑)。あるとしたら、世間が思う“ジャニーズアイドル”としてのルールを守ることだけかな。でも俺のなかではアイドルとジャニーズは別というか……ジャニーズっていうのは新しいジャンルだと思っていて」などと語っており、自分はアイドルではないという意識から恋愛や結婚の話題も“NGなし”でぶっちゃけたのかもしれない。

 他のメンバーも「ViVi」(講談社)のインタビューで、髙地優吾が「アイドルらしくしなきゃいけないとは思っていない」と話したり、「アイドルらしくない」と言われている部分がSixTONESの場合はポジティブな評価になっていると田中が指摘するなど、「アイドル」という枠からはみだす部分も個性として大切にしているのだろう。そうした意識が今回のような発言にも影響したといえそうだが、ファンはどのように受け止めるのだろうか。

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