木村拓哉(写真/Getty Imagesより)

 4月スタートのドラマ『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)に主演する木村拓哉の周辺に、冷ややかな空気が漂い出しているという。

「『テレビ朝日開局65周年記念作品』に位置付けられる同ドラマで、木村が演じるのは大手ゼネコンの土木設計部で橋づくりに情熱を燃やす設計者。

しかし、木村とテレ朝といえば、2022年ドラマ『未来への10カウント』では自身初の視聴率2桁割れの回が生まれ、全話平均でも微妙な数字になっています。また昨年公開されたテレ朝製作の映画『レジェンド&バタフライ』も大コケしており、3度目の正直となる今回こそ結果を残し、“視聴率男”の称号を取り戻したいところでしょう」(テレビ誌ライター)

 しかし、どうにも不安要素が尽きないようで……。

「ドラマスタッフが橋は『建築』の領域ではなく『土木』の領域であることを知らなかったせいか、当初は『建築士』だった設定がこっそり『設計者』に変更され、ネット上で失笑の声が漏れています。さらに木村が脚本や美術に注文を付け、スケジュールが大幅に遅れ、4月に初回放送できるかギリギリになってしまっている。また、木村は今冬にTBS系SPドラマ『グランメゾン東京』への出演が予定されており、こちらはパリでのロケが組まれるなど『Believe』の3倍の予算が投じられている。そのため、木村もつい“TBS基準”の感覚で要求してしまうのかもしれません。

ケータリングで牛丼を差し入れたり、Tシャツも作ってスタッフを盛り上げようとしているようですが、『Tシャツはまだ寒い』と現場はしらけムードとなっているとか」(芸能記者)

 自身のYouTubeチャンネルでは『グランメゾン東京』用にイメチェンした金髪姿を披露していた木村。すでに「心はTBS」に向いているとしたら、テレ朝スタッフからの“Believe”は難しいかもしれない。