(写真/Getty Imagesより)

 乱立する『ONE PIECE』(ワンピース)考察者の中で、ついにあの人が頭一つ抜け出した?

「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載中の人気漫画『ワンピース』最新1113話のラストにて、Dr.ベガパンクが世界に向けて“世界の真実”を配信。その驚がくの内容が読者を震撼させている。

『ワンピース』といえば、作中に伏線が散りばめられていることから、最新話が発表されるやいなや、ネット上では考察系YouTuberたちがこぞって持論を展開。そんな中、ここにきて『ワンピース』ファンたちから「ナンバーワン考察者」の称号を得ているYouTuberがいるという。

「兄妹によるチャンネル『ドロピザ』です。表に出ているのはアイドル系の妹のほうで、登録者数は約84万人を誇ります。彼女による〈【ワンピースネタバレ】マジで分かっちゃいました。〉では他の凡人考察者たちをよそにベガパンクが語った内容を約1年も前から完璧に予言。

他にもこれまで的中させてきた話は数知れず、しかも根拠が明快であるため、納得感がある。『ワンピース』の考察系YouTuberは①ガチ考察者、②知識系考察者、③ワンピース好きの3つに分類することができるのですが、ドロピザは①②のハイブリッドとなっています」(サブカルライター)

 ネット上でも、「そろそろドロピザと他の考察者を分けて考えるべき」「他の妄想考察者と同じ分類にするのはドロピザに失礼なレベル」との声が飛び交い、「考察王」して認められた感もある。

「尾田栄一郎先生も『ワンピース』考察者たちがいることは認知しており、以前には『予想されたら話を変える』とも発言していました。これまでは知識だけは豊富な凡人考察者たちが考えた展開を外してきたことで、作品がより高みに達したというプラス面があったかもしれませんが、物語も最終章に突入して伏線回収していく段階に入っているため、内容を変更していくことは難しくなってきている。その半面、考察者たちの予想は的中しやすくなっているとも言え、ネタバレ防止のためにも、そろそろ著作権を盾に規制をかけていかないといけない時期に来ているようにも思います」(前出・サブカルライター)

 ドロピザはすでに“ワンピースの正体”も自信満々に発表している。作品を楽しみたい向きは、「ガチ考察者」のチャンネルから遠ざかったほうが良いかもしれない。