バラエティタレントやアイドルと違い、なかなか素の顔が見えてこない俳優たち。映画やドラマの番宣でトークゲストとして登場した際、イメージと異なる発言が飛び出し話題になる俳優も多々いる。

そんな意外な一面を持つ彼らだが、主演クラスともなるとこだわりが強いあまり、関係者を困らす者も少なくないという。

佐々木蔵之介は東日本大震災後、『放射能が怖い』という理由で『ハンチョウ~神南署安積班~』(TBS系)第4シーズンの外ロケを突然休んでしまったそうなんです。震災後に撮影を一時休止し、撮影スケジュールも詰まっていたので、現場スタッフはかなり困ったみたいですね。また気難しい性格で、台本にあれこれ口出しもしてくるんだとか。『佐々木チェック』のため、台本を通常より1カ月早く上げることもあったみたいですよ」(テレビ局社員)

 同じく、台本へのこだわりが強く「面倒臭い俳優」の代名詞となっているのが松田翔太

「父親譲りなのか、自分なりの演技プランを強く持っている。

それは決して悪いことではないのですが、台本に自分が納得できない箇所があると撮影を止め、監督とディスカッションするんだとか。長い時はディスカッションが3時間ほど続くこともあったみたいで、現場スタッフは『松田待ちで寝る時間を削られる』と嘆いています」(制作スタッフ)

 そして、現場スタッフではなく、共演者のプロダクション関係者から評判が悪いのが伊勢谷友介

「モデル時代に交際が発覚した広末涼子から始まり、浜崎あゆみ吉川ひなの麻生久美子常盤貴子などと熱愛が発覚。現在は長澤まさみと交際中です。あゆはPV、麻生は映画『CASSHERN』、常盤は映画『赤い月』、長澤とはドラマ『女信長』(フジテレビ系)での共演がきっかけで熱愛に発展するなど、『共演者キラー』として有名。記事になっていないものでも伊勢谷と親密になった共演者は多いため、共演女優のマネジャーは伊勢谷の毒牙から守るために常に目を光らせている状態です」(プロダクション関係者)

 画面には映らない、俳優としてのこだわりの数々。

それら“職人”としての一面に戸惑うスタッフもいるそうだが、より良い作品を作りたいという思いは同じはず。これからも視聴者のために現場一丸となってがんばってもらいたい。