今や多くのメディアでひっぱりだこの女優・有村架純。主演作となる映画『ビリギャル』は、公開からわずか11日間で観客動員数100万人を突破し、興行収入は早くも12億円を記録した。
有村は10年のドラマ『ハガネの女』(日本テレビ系)でドラマデビュー。13年には国民的大ヒットとなったNHKの朝ドラ『あまちゃん』で、小泉今日子の若かりし頃を演じて大ブレイクを果たした。今年3月には、映画『ストロボ・エッジ』で主演を務め、この6月には『永遠のぼくら sea side blue』(日本テレビ系)で地上波ドラマ初主演が控えているなど、現在最も注目を集める若手女優の1人だ。
『ビリギャル』ではド派手な金髪に超ミニスカートの主人公という、これまでのイメージにない役柄に挑戦。
しかし、ギャル口調以前に有村が大苦戦したのは“方言”だったようだ。
「もともと“演技派”とは言い難かった彼女ですが、本作では名古屋の私立高校に通うギャルを演じており、慣れない名古屋弁を披露しています。もともと彼女は公式では兵庫県伊丹市出身ですが、実は生まれは奈良県だそうで、いずれにせよ関西弁を使うんです。
有村本人も、舞台挨拶の場で「関西出身なので、(名古屋弁と)混ざって変なイントネーションになってました」と言葉遣いに苦労したエピソードを告白していた。その名古屋弁については、一部ネット上で「違和感がある」と言われながらも、「逆に可愛い」という意見も。デビュー当初から方言で何かと苦労をしている有村だが、ノリに乗っているこの現状だけに、それさえも好意的に受け止められてしまっているようだ。
※画像は映画『ビリギャル』公式サイトより