本当は言いたいのに、言えないネタを持ってる芸能記者さん、集まれ! 芸能ニュースの摩訶不思議なお話から、ウソか真かわからないお話まで、記者さんたちを酔わせていろいろ暴露させちゃった☆

A……スポーツ紙記者 グラドルからジャニーズまで、芸能一筋19年の芸能記者
B……週刊誌デスク 日中はラジオでタレントの発言をチェック、夜は繁華街に繰り出し情報収集を行う事情通
C……WEBサイト記者 通常ニュースから怪しいBBSまで日参、膨大な資料を作り続ける若手記者

 “文春砲”バッシングにマスコミの本音

A  小室哲哉の不倫報道、そして電撃引退をきっかけに、最近世間では、「週刊文春」(文藝春秋)を筆頭として、芸能マスコミそのものに対するバッシングが吹き荒れています。昨年までは、次々と不倫スキャンダルをすっぱ抜く週刊誌をあんなに賛美していたのにね。



B まったくもって嘆かわしい。一部のネットユーザーが言っているだけなのに、Webだけならまだしもテレビまで「文春」バッシングでしょ。身勝手すぎて言葉にならないよね。

C 小室の騒動で、「スキャンダルによってアーティスト生命を絶つ必要まであったのか」という論調が加速しました。

B ネットユーザーだけじゃなくて、テレビに出演してる人たちにも言えることだけど、「ちゃんと『文春』の記事は読んだ?」って話だよ。記事内に「小室は引退すべき」なんて当然書いてないし、もっというと「不倫はいけないこと」とさえ、「文春」は主張していない。
あくまで小室の言動や背景を、紹介・解説してるだけ。

A 確かに。情報番組で「『文春』はひどい」とコメントしていた人の半分以上が、記事自体はキチンと読んでいないと思います。

B いろんな意見があっていいと思うけど、勘違いしたまま週刊誌自体を批判するのは、まったくのお門違い。オレの立場から言うことじゃないかもしれないけど(笑)。

C それに、対象となるタレントによって世論がガラリと変わるのも、やっぱりちょっとおかしいですよね。
フジテレビ秋元優里アナウンサーの不倫は叩いてたのに、小室は徹底擁護って……。

B 世論は流動的だけど、ここまでの掌返しはあり得ないよ。ベッキーの不倫だって、今年報道が出てたら、活動休止にまでは追い込まれてなかったんじゃない?

A そう考えると、「文春」は年明け早々、秋元、小室、そして元NHKの麿(登坂淳一アナ)と、3号連続で芸能人の不祥事をすっぱ抜いて、テレビ出演中止、引退、番組降板にまで追い込んだ。“他の追随を許さない”とは、こういうことですね。



A ここ2年ほど、芸能人の衝撃のスキャンダルが次々と明るみになったことで、ちょっとしたタレントの不倫くらいじゃ、まったく話題にならなくなりました。

B そうだね。
今年だと、例えば、“マーチン”こと鈴木雅之愛人報道なんて、もうマスコミ関係者でさえ忘れてるんじゃない?

C お相手は、鈴木とは交際20年超、かたせ梨乃似の“美魔女”。質素な私生活を送る本妻に対して、愛人女性は全身高級ブランドとのことですが。

B このスキャンダル、テレビや新聞はまったく後追い報道をしなかったでしょ。やっぱりバーニング(プロダクション)の“要請”なの?

A おっしゃる通りです(笑)。鈴木の所属事務所はバーニング系ということで、各メディアに「後追いNG」の指示が入っていたみたい。

B そもそも、世間は誰も興味なかったってことだろうけど(笑)。


A でもこのスキャンダルで1つ、大笑いしたことが。記事を掲載した「女性自身」(光文社)に対して、鈴木サイドから写真に関する強い要請が入ったそうで。

C ラブホに入っていくところは、伏せてもらったとか?

A いえ、鈴木には「世に出る時はサングラスオンリー」というポリシーがあるらしく、実際に撮れた写真はメガネ姿だったのに、本人サイドの希望により、レンズを黒く塗りつぶすことになったそうです。「自身」のWebサイトで確認できますよ。

C 確かに、遠目に見ればただのサングラスですが、拡大して見ると、明らかにレンズの色が不自然ですね(爆笑)。

A 愛人の存在を報じられる以上に、メガネ姿を報じられることを嫌がったとは。
鈴木の強い信念は支持したいな(笑)。



B なんというか、次々と不倫スキャンダルが起こるもんだから、世間も“不感症”になっているよね。単なる熱愛報道くらいじゃ、まるで話題にならないもん。だからこそ、こっちは必死に不倫スキャンダルを追ってるんだけどさ。

A 交際って、別に倫理に反することじゃないから、後追い報道をするにしても、いちいち事務所側に気を使わなきゃいけないんですよ。一方で不倫は、倫理に反する行為だけに、マスコミにとっては報じやすいという面もあります。


C ここ最近で盛り上がった熱愛報道といえば、福士蒼汰くらいでしょうか。

A 「女性セブン」(小学館)のスクープですね。でも、この件に関しても、福士自身ではなく、「相手の女性(MISATO)がなんとなくキナ臭そう」とか「写真をバッチリ撮られすぎてて怪しい」といった点が盛り上がっている。

B ある記事に、「インスタグラマーのMISATO(現在インスタは削除済み)」って表記があって、笑っちゃった。「もはやただの一般人じゃん!」って。

A でも、福士の初スキャンダルに、所属事務所・研音は相当ピリついているようです。マスコミに対して、結構強めに後追い報道のNGを出してきましたから。

B そんなことするから、逆にマスコミは、福士の交際事情をさらに探ろうと、燃え上がっちゃうんだけどね。

A 研音の焦りは相当なもので、キー局どころか地方の情報番組にさえ、圧力をかけて、後追い報道を食い止めようとしていた……と聞きましたよ。

C そこまでして止める必要、あるんですかね。事務所としても、MISATOに懐疑的なのでしょうか。