「日焼け止め塗ってほしい」「花粉症なので外遊びやめて」保育園を悩ますママからの要望

 肌へのダメージなどを心配し、日焼け止めの必然性を訴える保護者も多いという。子どもが日中、外遊びしていた時代と現代とでは事情が変わってきているようだ。



 最近では、花粉症と診断される子どもが増え、保護者が外遊びに過敏になっているケースもあるという。都内の認証保育園に勤務している由香さん(仮名)が受け持つクラスの子どもは、半数近くが花粉症を訴えている。

「公園などの外遊びに出かけると、花粉症の子どもは、目が真っ赤になってしまうんです。対策のために、メガネやマスクをさせても、子どもたちが嫌がって取ってしまうことも。そのため、保護者から『花粉がひどいので、今日は外遊びは止めてもらいたい』というクレームが入りました。うちの園では、課外活動の時間を減らして、室内でのリトミック教室や造形を行ったりしています。すると今度は、別の保護者から、『外遊びをしないせいで体を動かしていないから、寝かしつけても寝なくなった』というクレームが入ったり……。保護者の対応で疲れてしまいそうです」と、不満げな表情を見せた。

 外遊びでは、外気に触れたり、植物や小さな生物と触れ合いの機会を持つことができる。成長過程の子どもにとって外遊びのメリットは多いが、環境の変化や、アレルギー体質の子どもが増えているため、外遊び自体がリスクになっているようにも感じられる。保護者からの要望にどこまで対応するのか、一昔前より、園の抱える課題は増えているようだ。
(池守りぜね)

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