ウエンツ瑛士 オフィシャルモバイルより

 タレントのウエンツ瑛士が8月1日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)にコメンテーターとして出演。番組は元AKB48・大島優子と俳優・林遣都の結婚の話題を取り上げたが、大島の“元カレ”とうわさされるウエンツからの言及はなかった。

 この日の放送では、最近、芸能人による離婚・結婚発表が相次いでいるとして、俳優・市村正親と篠原涼子の離婚、三代目 J SOUL BROTHERS・山下健二郎とモデル・朝比奈彩の結婚、大島と林の結婚、映画コメンテーター・有村昆とフリーキャスター・丸岡いずみの離婚をまとめて紹介。スタジオでは、ダウンタウンの松本人志が「山下くん、『芸能人の女性は一切興味ないです』って言ってた。最近」「そのとき、(朝比奈と)ばっちり付き合ってんねん。嘘ばっかり(笑)」と話し笑いを誘ったほか、離婚した芸能人が“子どもの親権”について公式発表することへの違和感などについて出演者らがトークを展開した。

 さらに、ウエンツは一部スポーツ紙に「円満離婚」と報じられた市村・篠原元夫婦について「“円満”離婚の“円満”って言葉も、いちいちいるのかな。丸岡さんも円満かもしれないですし」「山下さんの電撃(結婚)も、誰にとっての“電撃”かわからない」と、記事の見出しに対する違和感を明かした。

「ウエンツは離婚した2組と山下・朝比奈の結婚については触れたものの、大島と林についてはスルー。ほかの出演者も同様で、意図的に避けているようにも見えました。おそらく、かつて大島と熱愛報道があったウエンツへの配慮でしょう」(芸能ライター)

 2010年7月21日付の一部スポーツ紙は、同年6月の「AKB48選抜総選挙」で1位となった大島とウエンツの親密交際を報じたが、同日、双方がブログで交際を否定。大島は「ウエンツさんは頼りになるお兄ちゃんのような人」「残念ながら、熱愛ではありません(たぶん、ウエンツさんが私を女として見てくれていないので笑)」とつづり、ウエンツは「何も知らずに朝起きたら大きな騒ぎになっていて、とてもビックリしています。元共演者としての友人以上の関係ではありません」と寝耳に水だったことを強調した。

 しかし、翌日発売された「週刊文春」(文藝春秋)は、大島がウエンツの自宅マンションを何度も訪れているとの目撃情報を報道。

大島本人も、同誌の直撃取材に対し、ウエンツの自宅を訪れていることを認める発言をしていた。

 さらに、芸能リポーター・梨元勝氏も当時、「サイゾーウーマン」の連載コラム「梨元サンのヒミツの芸能報告書」で、「この二人、付き合ってますよ。熱愛報道は事実です」と断言し、「この二人、外でデートすると目立っちゃってすぐにバレちゃうんですよ。なので、デートはもっぱらウエンツの自宅かドライブだそう」などとつづっていた。

「2人の熱愛が『文春』に掲載されることがわかり、慌てた大島サイドがウエンツが所属するバーニングプロダクションに“スキャンダル潰し”を頼んだともっぱら。その結果、『文春』発売前日に御用メディアがこぞって交際疑惑を大きく取り上げ、これを瞬時に本人がブログで否定したため、表向きでは熱愛は“なかったこと”になりました。

しかし、当時からネット上では『これだけ目撃情報があるのに、苦しい言い訳』という指摘が相次ぎ、2人の親密交際を疑う人は多かった。今回の『ワイドナショー』に対しても、ウエンツのコメントを楽しみにしていた視聴者から『優子の結婚になんて言うか気になって見てたのに、触れなくてがっかり』『大島にとっては“お兄ちゃんのような人”っていう設定なのに、コメントスルーは不自然すぎ』といった声が上がっています」(同)

 それまでウエンツが映っていたワイプを、大島のVTRが流れた瞬間、コメンテーターの菊川怜に切り替えた『ワイドナショー』。これも、ウエンツやバーニングへの番組なりの配慮だったのだろうか。