9月21日にNHK総合で生放送された音楽番組『うたコン』で、司会の谷原章介が乃木坂46のメンバーに放った“失言”が、ネット上で波紋を呼んでいるようだ。
2016年4月の初回放送からNHKの女性アナウンサーと共に司会を務めている谷原。
21日の放送回では、坂本冬美や声優の花澤香菜、PUFFY、DA PUMPらが出演。さらに、番組後半では乃木坂46が今月22日リリースの新曲「君に叱られた」を披露した。
「パフォーマンス前には、今月末でグループを卒業する高山一実、人気メンバーの齋藤飛鳥、同曲で初センターを務める賀喜遥香の3人がトークコーナーに登場。谷原がホスト役を務め、今回が『うたコン』ラストステージとなる高山のこれまでの活動を振り返ったほか、齋藤や賀喜が高山にメッセージを送る場面もありました」(芸能ライター)
コーナー終盤では、谷原から話を振られた賀喜が「もう、頑張ります。いつまでも頑張ります!」と、これからのグループ活動に意欲を示したが、続けて谷原が話した“締めの言葉”が乃木坂ファンの間で問題視されている。
「谷原は賀喜に対して『これからもねえ、AKB……あの、ね、乃木坂を背負っていっていただく方ですからね』と、坂道シリーズとAKB48グループと混同するような発言をした後、続けて『AKBグループの中でも、どんどんどんどん頑張っていただきたいと思います、はい』とコメント。その後、赤木アナの曲振りで何事もなかったかのように乃木坂46のパフォーマンスが始まりましたが、谷原の堂々とした表情を見る限り、間違いに気づいていない様子でした」(芸能ライター)
ネット上では、「谷原章介、AKBグループって言ったよね? 坂道とAKBの違いくらいわかってほしいなぁ……」「アイドルに興味ないのはわかるけど、司会者なんだから基本情報くらい頭に入れておいてほしい」「谷原にとって、秋元康プロデュースは全部一緒くたに見えてるんだろうなあ」と困惑する声が相次いでいる。
「一方で、『一般の人の認識なんてこんなもん』『AKBと坂道の違いにこだわってるのはファンだけ』と谷原を擁護するような声もあります。今回は単純な言い間違いではあるものの、谷原は以前から偏見交じりの発言が目立つことから、『生放送は向いてない』という声も少なくないようです」(同)
人気俳優でありながら、17年まで約10年にわたり出演した『王様のブランチ』(TBS系)や、今月26日でレギュラー放送が終了する『パネルクイズ アタック25』(テレビ朝日系)など、これまで数多くのレギュラー番組で司会を務めてきた谷原。今年3月29日からは、平日朝の帯番組『めざまし8』(フジテレビ系)で永島優美アナと共にメインキャスターも務めている。
「谷原といえば、優しい語り口調と真面目な人柄で『朝の情報番組の司会者にぴったり』と称賛する声が上がる一方、偏った発言や不用意な発言が視聴者から反感を買うことも少なくありません。
『めざまし8』開始当初、週刊誌のインタビューでは、朝5時前に局入りするため、毎朝4時起きであると明かしていた谷原。乃木坂46に「AKBグループ」と言ってしまった一因には、売れっ子ゆえに“寝不足”であることも関係しているのかもしれない。