写真ACより

 チャンネル登録者数131万人(12月22日時点、以下同)を誇るカップルYouTuberのなこなこカップル(こーくん&なごみ)が12月19日、動画「実は最近別れかけてました。」を公開。交際4年記念日のデートで、破局の危機に瀕していたと告白した。

 なこなこカップルは、10月20日公開の動画「【4年記念日】ナンパで出会ったユニバで1日デートしたら幸せすぎた...!」にて、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下、USJ)でデートを楽しむ様子を公開。コメント欄には、「4年たってもラブラブでうらやましい」「本当楽しそう!」といったコメントが寄せられていたが、実はこの撮影時に「別れかけていた」というのだ。

「2人は3年以上同棲していることもあり、“キュンキュンする瞬間”がなくなってしまったとか。そんな中、USJに行くことになり、2人とも久しぶりのデートを楽しみにしていたそうですが、いざ現地に着くと、会話は動画撮影に関する話題に集中。2人の時間を楽しめていないことに気づいたそうです」(芸能ライター)

 撮影後、なごみはそんな状況に泣き出してしまったといい、2人はホテルで今後について話し合うことに。「お互いの気持ちも結構合致してたし、こういうときに別れるんやろな、みたいな空気」だったというが、その後、ホテル内でそれぞれ1人で考える時間を設けたことで、改めて相手の大切さに気付くことができたという。

 この出来事を、「すごい良い話し合いができた」「めっちゃ大切な時間やった」と振り返った2人。最近は「プライベートの話をしたり、2人で買い物行くことも増えた」そうで、今後については「もっといろんなことを(視聴者の)みんなに打ち明けて、(2人で)一緒に頑張っていきたい」と語った。

 この動画のコメント欄には、「一緒にいるための話し合いができる2人の関係性が素敵」「自分たちのことを俯瞰して見れていることが、ほかのカップルYouTuberとは違うところ」「別れるのは簡単だけど、それをしないように努力できる2人はすごいと思う」と好意的な書き込みが寄せられている。

 関係を修復したエピソードで視聴者を感動させたなこなこカップルだが、動画内で破局を発表するカップルYouTuberは後を絶たない。

「11月9日には、チャンネル登録者数162万人を誇る夜のひと笑い(こう&いちえ)が、『最近カップルというよりかは、親友に近い関係になってきた』という理由で破局したことを報告。“別れても仲良し”であることを強調した上で、今後も『一緒にどんどん面白い動画を作って、いろんな人を笑顔にしたい』と変わらず活動することを発表しました」(同)

 別れてもコンビを解消しないケースはほかにもある。

11月9日には、チャンネル登録者数23.3万人のはんなりーず(ハル&はな)が、破局とコンビ活動の継続を報告していたが……。

「同チャンネルはハルを軸に、パートナーの女性を変えていくという独特なスタイルで、はなは4代目。現在、ハルははなに未練タラタラのようですが、もし新しい彼女ができた際には、その女性と同チャンネルで新コンビを組む可能性もありそうです」(同)

 一方、破局とほぼ同時に潔くチャンネルを削除したのが、日米ハーフのJuliaと日米クォーターのCodyによるカップルYouTuber・JULIDY。美男美女カップルとしてティーンから支持を集めていたものの、7月に「2人の将来について話し合うため」との理由で活動休止を発表。さらに10月1日、動画「JULIDY別れます。未来に向けて乾杯。」で6年間の交際にピリオドを打ったと報告し、約2,000本もアップされていたカップル動画は10月末をもってすべて削除された。

 また、登録者数約172万人(破局報告時点)を誇っていたえむれな(M君&ふくれな)も1月25日に破局を報告し、3月2日までに「えむれなチャンネル」とサブチャンネル「えむれなチャンネルセカンド」を削除した。なお、ふくれなの個人チャンネル「ふくれな/fukurena」は登録者数178万人を誇っていて、カップル解消後も人気は衰えていないようだ。

「元カレのM君は、現在、4人組YouTuberグループ・エーシーズとして過激な動画などを配信していますが、登録者数は約8万人でカップル当時と比べると激減。しかも動画の内容は『M君の彼女、元カノとの関係、浮気説を全て晒してみた』『もう限界です。カップルチャンネルに戻りたい…』など、ふくれなを“ネタ”にしたものが目立ち、視聴者からは『れなちゃんは自分の道で頑張ってるのに、再生数稼ぐために利用するのやめなよ』『M君のやってることがダサすぎ』『こういうの、ふくれなが見て悲しむとか思わないの?』などと、否定的な書き込みも目立ちます」(同)

 私生活だけでなく、ビジネスパートナーでもあるカップルYouTuber。破局後の展開には、さまざまなパターンがあるようだ。