下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

バラバラになった小林麻耶一家と海老蔵家族、スキャンダラスな騒...の画像はこちら >>
「女性セブン」4月7・14日号(小学館)

 ロシアによるウクライナ侵攻が続くが、それらの映像を見ていて疑問が。

多くの人々がマスクをしていないが、現地やその周辺諸国でのコロナ感染状況はどうなっているのだろうか。故郷を追われ家を奪われ、虐殺まで起こっているといわれるウクライナにおいて、マスクどころではないのかもしれないが、しかしコロナの状況も大いに気になる。

第595回(3/24~3/29発売号より)
1位「市川海老蔵 『SNSパパ活』乱倫の多重交際」(「女性セブン」4月7・14日号)
参照「海老蔵VS小林麻耶 壮絶バトルが踏みにじる『麻央さんの遺言』(「女性自身」4月12日号)
参照「市川海老蔵 “無法者”扱いで揺らぐ名門寵児の地位」(「週刊女性」4月12日号)
2位「木下ほうか元カノ明かす『恫喝危素顔』」(「女性自身」4月12日号)
3位「独占インタビュー れいわ新撰組大石晃子 女性や弱者を切り捨てる『おっさん政治』にモノ申す!」(「週刊女性」4月12日号)

 いやはや、すごい展開になっている。小林麻耶周辺が。昨日28日、麻耶が再婚を発表した。前夫の國光吟と。

しかも麻耶は「父とは縁を切り、母は海老蔵洗脳にかかっているので駆け落ちすることにしました」という驚くべきコメントまでしたのだ。

 それに先立ち、麻耶と國光は義弟・市川海老蔵に対して凄まじい攻撃を開始していた。妹で海老蔵の妻・小林麻央が乳がんの標準治療を受けるまでに時間がかかったのは海老蔵のせいであり、病室で競馬新聞を読み、見舞いに熱心でなかった。父親としても失格。そして妹麻央の逝去後、麻耶が海老蔵に襲われそうになった――などなど。

 そんな事態の中、すごいスクープを放ったのが「女性セブン」だ。

海老蔵が複数の女性と密会、しかもSNSを通じて複数の一般女性やインスタグラマーなどに声をかけ、逢瀬を繰り返していたというのだから。

 記事には、女性たちとの“SNSナンパ密会”の詳細が報じられている。3月中旬のまん延防止等重点措置の期間中、YouTubeやインスタグラムなどで130万人のフォロワーを抱えるインフルエンサー女性と、高級そば割烹などで5時間にわたってデートする海老蔵。さらに3月上旬には20代後半の女性とホテルで逢瀬。

 さらに3月10日、地方公演のため福岡入りしていた海老蔵は、ホテルの同じフロアに部屋を取った20代前半女性と密会する。

 女性たちの年齢を“20代後半”“20代前半”などと特定しているということは、女性の素性も特定しているのだろう。

女性たちの写真もバッチリおさえた「セブン」。さすがだ。それだけではない。4番目に登場する20代半ば女性D代さんに至っては、「セブン」に海老蔵と知り合い、関係を持った一部始終を告白しているのだ。

 告白によると、D代さんは50万人以上のフォロワーを持つ人気インスタグラマーだ。そんなD代さんに海老蔵から突然メッセージが届き、都内の高級ホテルで会うことに。

そこでD代さんは2万円を渡され「麻央がいなくなってさみしいんだ」と海老蔵に言われたという。そして関係を持った。

「2時間くらいでしたが、何度も何度も求められました。避妊はしてもらえなかったです。行為の最中、何度も“愛しているって言って、言って”と求められたことが強く印象に残っています」

 衝撃の告白だ。麻耶夫妻の海老蔵への攻撃に加え、“乱倫“スクープ”に見舞われた海老蔵は現在のところ沈黙を続けているが、こんな状況だからこそ改めて思うのが、麻央の存在の大きさだろう。

 かつては仲良し家族だった小林家(麻央と麻耶、そして両親)。そして麻央が産んだ姪と甥をこよなく愛していた麻耶。しかし今や麻耶は両親と決別し、“洗脳夫”のもとに。そして姪と甥にも会えないだけでなく、その父親の海老蔵を激しく批判する――。

 麻央亡き後、ここまでスキャンダラスに、そしてバラバラになってしまった麻耶一家と海老蔵家族。こうした騒動が麻央の子どもたち、麗禾ちゃんと勸玄くんにどんな影響を及ぼすのか。

それが一番心配だ。

 大きな反響を呼んだ「週刊文春」(文藝春秋)が報じた映画監督で俳優の榊英雄の「性行為強要」。だが、その被害者たちが、もう一人の“加害者”として榊の“朋友”でもある俳優の木下ほうかの性強要についても告発して大きな波紋を呼んでいる。榊と同じく、自分の立場を利用しての性強要なのだから大きな批判を受けるのは当然だろう。

 この報道を受け、「女性自身」が映画監督の井筒和幸を直撃している。井筒監督は木下を俳優デビューさせ、自身の作品に度々木下を起用してきたという関係にある。それだけでなく、木下が女性を誘う際、「井筒監督に紹介してやる」と名前を使われていたことも報じられている。そんな井筒監督が発したコメントが素敵だ。

「本当にバカ野郎だよ」「次回作に名前? ないない。今後は使うとか一切考えていないよ」

 卑劣な行為の代償は大きい。それを“恩師”である井筒監督が示した形だ。さらに、「自身」は20年ほど前に交際していた女性に、木下が行った恫喝トラブルも紹介している。

 そんな木下だが、昨日28日、事実を概ね認めて芸能活動の無期限休止を発表、そして所属事務所も木下との契約を打ち切った。卑劣な性加害の代償は大きいのだ。

 橋下徹氏から名誉毀損で訴えられたれいわ新選組の大石晃子衆院議員が「週刊女性」のインタビューに応じている。そこで橋下氏、そして今回の訴訟に対してこんなコメントを。

「自らに楯突く弱小政党の新人国会議員の発言をやり玉に挙げることによって、被告・大石だけでなく社会一般に対して、自分を批判することがどのような結果を生むことになるのか、見せつける意味合いを持った訴訟であると思う」

 同感です。元大阪府職員で橋下氏の府知事時代から橋下氏を真正面から批判してきた大石議員。今後も徹底抗戦!