オンラインコーチングと組織・人材開発サービスを提供するmybuddy(マイバディ)/mybuddy for business(マイバディ フォー ビジネス)を運営するand company株式会社は、『コーチング業界カオスマップ2024』を公開した。

■「コーチング業界カオスマップ2024」概要

コーチングは欧⽶諸国を中⼼として、上昇志向の強いビジネスパーソンを中⼼に「⾃⼰投資」の⼀環として広く活⽤されており、近年⽇本でも個人、企業両方からのニーズの増加に伴い市場規模が拡⼤している。

コーチング業界の全体像をよりわかりやすく多くの方々に知っていただく目的で、mybuddyは2020年に最初のカオスマップをリリースし、今回2024年にアップデート版を作成した。


本カオスマップは、「オンラインコーチング」をキーワードに表示回数を観察する独自の方法を用いた調査方法を実施し作成しているが、前回からの比較として、特に「キャリア」や「英語」といった専門領域において、カオスマップ掲載数がそれぞれ3倍、1.5倍に増えており、勢いが伸びている様子がうかがたとのことだ。

調査概要
調査テーマ: 国内で運営中のコーチング業界カオスマップ
調査期間:2024年1⽉1⽇~2024年1⽉22⽇
調査方法:「オンラインコーチング」をキーワードに表示回数を観察する独自の方法

■コーチングとは

達成したい目標や、色々な課題や悩み、言語化できないモヤモヤ等を抱えてコーチングを受けるクライアントに対して、コーチは傾聴を主としたコミュニケーションスタイルで、効果的な質問等、クライアントが自主的に深く考え、気づきや新たな視点を生み出せるような関わりをする。また、コーチングでは、クライアントの内面にすでに答えがあると考えられており、コーチはクライアントの能力を100%信頼して寄り添い応援する。

このような専門的な関りで、クライアントの内省と言語化、そしてそこで得た気づきから「クライアントの理想」へ向かって取る行動をクライアント自身が導き出すことをサポート。その行動から得た新たな体験をまた内省して言語化し次の行動へ、と「経験と学習」のサイクルを一緒に回していくことでクライアントの成長を促進し、結果クライアントの理想へ近づいていく。

アメリカで主に広がったコーチングは、以前は会社の役員や上級管理職といった一部の層が利用するサービスだった。
近年オンラインミーティングの普及も手伝いオンラインコーチングプラットフォームの登場等で急速に市場が拡大し、コーチングを必要とするあらゆる人にお届けすることができるようになった。