バラエティ番組『有吉の壁』(日本テレビ系、毎週水曜19:00~)のMC有吉弘行とアシスタントの佐藤栞里、そして同番組に出演する人気芸人が、2月15日、有明アリーナで開催された有観客ライブ『有吉の壁 BREAK ARTIST LIVE THE FIRST』に登場した(以下、ネタバレが含まれます)。 

人気コーナー「ブレイクアーティスト選手権」の人気アーティスト(!?)たちが出演する本ライブ。
日本武道館、横浜・ぴあアリーナMMと会場を移し、今年は有明に見参! 初の声出し解禁とあって、約1万人がかけつけた会場が興奮のるつぼと化した。

ブレイクアーティスト選手権を“生”で開催!

オープニングアクトは、世界進出を果たしたとにかく明るい安村の全裸ポーズから。「ドントウォーリー、​​アイムウェアリング!」「パンツ!」のコール&レスポンスが鳴り響く。

ここで、イベント初出演となる有吉と佐藤(前回アーティスト側で出演)が登場。レギュラー番組と変わらず、壁芸人とオープニングトークを繰り広げた。開会宣言に指名されたのは向井慧(パンサー)。
向井は「魂を入れて朝から準備してきました! みんなこのライブ成功させるぞ!」と叫びつつ、自らシャツを引きちぎる。彼の体には「9時入り」と書かれており、有吉を笑わせた。

アーティストのパフォーマンスは「路上教習のダウンヒラー“J”」で幕開け。きつね(大津広次、淡路幸誠)、八木崇(うるとらブギーズ)、西森洋一モンスターエンジン、♥さゆり(かつみ・さゆり/かつみ♥さゆり)、河邑ミクらが登場し、早くもボルテージはマックスに。

数々のアーティストがパフォーマンスをする中、有吉と佐藤、壁芸人も加わって「1万人の壁を超えろ! ブレイクアーティスト選手権THE LIVE」が行われた。有吉は「紅白にくらべてまったく緊張しませんね!」「私は生でYOASOBIを見ました」とぶつけ、壁芸人からツッコまれていた。


ジャングルポケット斉藤慎二、おたけ、太田博久)は、グレイテスト・笑マンとして「ローリングイズベスト」をパフォーマンス。これまで「×」がほとんどだった彼らだが、今回は有吉から「◯」をもらった。「盛り上がっていたもんね!」という有吉に、3人は感無量の表情を見せた。

尾形貴弘(パンサー)は、レディー・オガガに扮して「オガガフェイス」を披露。圧倒的なダンス&笑いで会場を魅了した。妻や娘も会場に来ていたそうで「父ちゃん頑張ったぞー!」と叫んだ。


この他、堀内健ネプチューン)の新キャラがサプライズで登場。大暴れする堀内に、有吉は「いいかげんにしろよ! 遊びに来ないで!」と注意した。

有吉&佐藤がアーティストとコラボ

ライブ当日は、ついに、シソンヌ(じろう、長谷川忍)たちによるAMBULANCEがデビュー! 「SHINOBU」で“魅せた”あと、新メンバーとして、GENERATIONS​​から白濱亜嵐小森隼、中務裕太、関口メンディーがステージへと現れ、圧倒的なパフォーマンスを披露した。

EXILEの「Rising Sun」を歌う際には、ゲストボーカルとして長田庄平チョコレートプラネット)が登場。メンバーが一体となって、ステージを盛り上げた。歌い終えた長田は「なんで俺出てんの?」と述べて笑いを起こした。


Kushami​​(Vo/長田)、Zumari​​(Gt/向井)、Dust​​(Ba/パンサー・菅良太郎)、Kafun​​(Dr/チョコプラ・松尾駿)による「美炎-BIEN-」は、ステージに現れるなり、一瞬にして自分たちの空気へと持っていく。

「蓄膿 SHOW」を披露したあと、新メンバーが姿を現した。しかし、メイクも相まってその人物が一体誰なのか判別できない。心配になったKushami​​も「分かってんのか? お前たち!」と客席に声をかける。そんな中、新メンバーの声を聞いて、ようやくそれが佐藤(Umi)だと気づいた慢性美炎​​(ファン)。すぐに大きな歓声が上がった。
彼らは、Umiと共に「fire nose..」「鼻吹雪」をパフォーマンスした。

トリを飾ったのは、THE FINAL​​と銘打ったKOUGU維新だ。今回は、ダイヤモンドカッター(マヂカルラブリー・野田クリスタル)との最終決戦である。

プラスドライバ(大津)や平やっとこ(淡路)をはじめ、メンバーが集結。そんな彼らの前に、ダイヤモンドカッター、ジグソー(モグライダー・芝大輔)、ノコギリ(錦鯉・渡辺隆)が姿を現す。登場時、今回もダイヤモンドカッターは、たっぷりと間をとって客席を笑いに包んだ。
ステージでは「KOUGU維新のテーマ」「夢幻ノ花」などが披露された。

そうした中で、ようやく戦いが集結。ダイヤモンドカッターを倒すことができた。しかし、建造物は荒れ果てたまま……。落ち込むKOUGU維新​​の前に、神々しい光を放った黒曜石器​​(有吉)が現れた。彼の力で建造物が直っていく。

そんな黒曜石器の言葉に、KOUGU維新​​は「親方様ー!」と声をかける。彼の「いざ参らん!」の一言によって、「KOUGU維新のテーマ」​​のスペシャルミックスバージョンがパフォーマンスされた。

ここでイベントが終了。壁芸人たちがステージに続々と現れ、黒曜石器姿の有吉に向かって「ちょっと! 何やってんすか!」「楽しそうでしたね~!」とツッコミを入れる。世界観から抜けきれない有吉は「お下がりなさい」と返して笑いを誘った。

最後は、今回のライブに出演者兼カメラマンとして参加していた加賀翔​​(かが屋)による記念撮影で幕を閉じた。

この他、ジェラードン(アタック西本、かみちぃ)扮するアネッキーヒマーズ、友近がメインボーカルで、東ブクロ(さらば青春の光)が加入した渚ハニーとサザナミダーリン'sなど、数多くのアーティストが登場した本ライブの模様は、3月24日(日)23時59分までのアーカイブ視聴が可能。配信チケットは、各プレイガイドで発売中だ。