本作は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった一つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描く物語。
先週放送された第5話は、五十宮倫子(小芝)と徳川家治(亀梨)が結ばれたシーンに反響が。ネット上では「ドキドキした」「幸せな時間」「心から結ばれたことがうれしい」といったコメントが寄せられた。
<第6話あらすじ>
五十宮倫子(小芝)は、打ち掛けの裾を踏まれて倒れてしまったお知保(森川)に慌てて駆け寄る。倫子は女中たちをただすが、徳川家治(亀梨)の子を宿せぬことを揶揄されてしまう。
倫子は家治の御渡りはあるものの、一向に妊娠の気配がなく焦っていた。お品は倫子に「そんなにお子が欲しいのですか」と問いかけると、倫子は家治と家族を作り、愛する人の子を自分の手で育てたいと返す。そんな倫子のために、お品はいつもの蔵で倫子の食事について葉山貞之助(小関裕太)に相談。だが、相談を終え、それぞれに蔵を出るお品と貞之助の姿を朝霧(華耀きらり)に目撃されてしまう。
ほどなくしてお知保は子供を出産。倫子は家治に祝いを述べるが、家治は子に会っていないと言う。そして倫子はなぜ自分には子供ができないのかと悩み……。
その頃、療養中の田安宗武(陣内孝則)のそばには、心配そうに控える松平定信(宮舘)がいた。そんな定信を近くに呼び寄せ、宗武は耳元で何かを告げ――。