本作は生きづらさを抱える人々が織りなす少し切なくて温かい“新時代のハートフル・ミステリー”。
25年前の火事は事故ではなく、八重森ありす(門脇)の母親は殺された……? 酒江倖生(永瀬廉)の父、十嶋晃生(竹財輝之助)を追い詰めたのは? 親を死に追いやった2つの事件を解き明かすため、ありすと倖生は、変装して事件を知る人物を訪ねることに。そこで知った事実とは。真実に近づくにつれ怖くなるありすに、倖生がかける言葉とは? そして、ありすの実父がついに明らかに……!
お母さんは殺された――!? 第9話では、ありすは、心護(大森南朋)と五條誠士(萩原聖人)の会話を盗み聞きした松浦百花(大友花恋)から、思いがけない話をされて驚愕する。25年前の五條製薬の火事は放火殺人だった!? しかも犯人は、倖生の父・晃生に濡れ衣を着せた横領犯と同一人物!?
真実が知りたいありすは心護を問い詰めるが、心護はごまかすだけで、本当のことを教えてくれない。「もしかして、お父さんがお母さんを……?」。
そんな不穏な空気が漂う八重森家とは打って変わって、三ツ沢家では三ツ沢和紗(前田敦子)と赤ちゃんの退院パーティーがにぎやかに開かれる。幸せな家族の姿を見たありすは……。
ありすと倖生は、百花からの情報で、25年前の火事を知る重要人物の元を訪ねる。そこからたどり着いた、まさかの真犯人の手がかりとは? そんな2人の動きを察知した心護は、不審な行動を始めて……。