「コミックシーモア」で連載中の人気作『買われた男~女性限定快感セラピスト~』をドラマ化した本作。
イケメンセラピストたちがまるで恋人のように振舞いながら施術をしてくれる、女性用のマッサージ店「KIRAMEKI」。瀬戸は、昼は会社員、夜は普通っぽさを売りに「KIRAMEKI」でセラピストとして働く主人公・ヤマト役。久保田は、落ち着いた雰囲気で「KIRAMEKI」の色気担当・龍一役。池田は、若く華やかな顔立ちで「KIRAMEKI」人気ナンバーワンセラピストのシアン役を演じる。
「KIRAMEKI」に癒しを求めてやってくる、セックスレスの主婦、芸能人、女社長、風俗嬢、処女、未亡人を演じるゲストキャストは後日発表予定とのこと。
そしてスタッフには、TVerでシリーズ総再生数900万回(株式会社ビデオリサーチにて算出)を突破した『インターホンが鳴るとき』を手がけた佐藤竜憲、昨年の日本アカデミー賞で杉咲花が優秀主演女優賞を受賞し、話題を呼んだ映画『市子』を手がけた戸田彬弘をはじめとする10人の気鋭のクリエイターたちが集結。「女性用風俗」を切り口に、その現実や女性たちの心の悲しみから見えてくる「女性とは」「男性とは」「性とは」といったテーマを丁寧に描いていく。
また、オープニングテーマは杉本琢弥の「B.B.Q.」、エンディングテーマはアツキタケトモの「キスミー」に決定。扇情的なイントロから始まる「B.B.Q.」は、本ドラマのための書き下ろしの楽曲で、口ずさみたくなるキャッチ―なメロディと歌詞が刺激的な夜の始まりを感じさせる一曲に。恋焦がれるせつない気持ちを歌った「キスミー」は、アツキタケトモが温めていたメロディにドラマの世界観ともリンクする歌詞を載せたもので物語の余韻に浸れる一曲となっているという。
以下、キャストとテーマ曲を担当するアーティストから寄せられたコメントを紹介する。
<ヤマト役:瀬戸利樹>
なかなか焦点を浴びてこなかった、そして地上波で初めて扱うテーマと言う事もあり、お話を頂いて二つ返事でやってみたい、とお伝えしました。人はそれぞれに悩んでいることや抱えていることがあると思いますが、この作品を通してもっと前向きに女性の性を捉えていただけたらなと。ヤマトの売りである”普通っぽさ”が難しくも感じますが、悩んで悩んで胸を張って演じます。施術を通してデトックスと癒しを提供していきたいなと思います。5名の監督の演出も僕自身楽しみです。皆さまも是非ご期待下さい!
<龍一役:久保田悠来>
多種多様な表現や需要が拡大してきている昨今、注目されている分野のひとつだと思っております。
<シアン役:池田匡志>
この話を頂いてから原作を読みましたが、「女性用風俗」という、これまであまり扱われていないジャンルの話を通して、世の中の女性の"生き方"や"価値観"が垣間見える、没入感の高い作品だと感じました。僕が演じるのは、訳ありナンバーワンセラピストであるシアンで、様々な女性の思いを受け止めながら、実は自分自身も大きな悩みを抱える難しい役どころです。優しさと強さを兼ね備えたシアンを魅力的に表現できるよう、そして皆様に楽しんで頂けますよう、精一杯頑張ります。
<オープニングテーマ:杉本琢弥>
この度は、オープニングテーマに選んでいただき非常に光栄です。キャッチーなサウンドに惜しみなくキャッチーなメロディを乗せ、インパクトを与えられるような楽曲を書き下ろしました。女性を愛でる男性の心からの言葉、そして女性の求める愛やその時間に対する美しさ・儚さを、自分らしく歌詞に詰め込みましたので、毎話の入口として、世界に浸る過程として、是非注目して聴いていただきたいです。
<エンディングテーマ:アツキタケトモ>
今回エンディングテーマを担当するアツキタケトモです。自分の内面世界を歌にすることが多い僕にとって、今まで楽曲制作というのは"部屋にこもって自分と向き合う作業"だったのですが、「キスミー」に関しては、自分じゃなくて誰かに向けて曲を書きたいなと思って、花屋で大切な人にどんな花を渡すか選ぶような気持ちで歌詞とメロディを紡ぎました。つらい言葉がタイムラインに並ぶ時代ですが、人の心には"愛"も確かにあるということを忘れないようにしたいです。