【本件のポイント】
●広島県府中市、府中商工会議所にとって、大学との連携協定は初の試み
●近畿大学の最先端の研究成果を生かして、府中市の地域発展・産業振興に貢献
●産官学連携で新たな事業を創出し、「ものづくりのまち府中市」の復活をめざす
【本件の内容】
広島県府中市は、株式会社北川鉄工所やリョービ株式会社などの上場企業をはじめ、約500社の企業が非鉄金属製品や自動車部品、木工、食品といった幅広い産業を担う県内有数のものづくりのまちです。
このたび、東広島市にキャンパスがある工学部をはじめ14学部48学科を擁する近畿大学、府中市、府中商工会議所が包括連携協定を締結し、産官学の連携で府中市の産業振興、地元企業の生産性向上をめざします。また、産業分野にとどまらず、農業振興、地域振興などの分野においても連携を進めます。なお、府中市及び府中商工会議所は、大学との連携協定は初の試みであり、近畿大学としても、中四国地方で産官学の三者間での包括連携協定は初めてです。
【連携事業の内容】
近畿大学は、府中市の中小企業に対してリカレント講座や最先端の研究成果を生かした技術相談を実施する予定です。また、市民向けに公開講座の開講や、府中市における農水産業の特産品等の創出事業支援を行います。府中市は、産官学連携事業として補助金の予算化と制度化を進め、府中市の企業と近畿大学が共同研究しやすい環境を整備します。府中商工会議所は、会員企業に働きかけて近畿大学との産学連携の創出やフォローアップを行います。
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