シュローダーplc会長 エリザベス・コーリーのコメント:
「取締役会は、過去8年間、ピーターはシュローダーのCEOとして傑出した手腕を発揮してきたと考えています。彼の在任期間中、シュローダーは目覚ましい変革を遂げ、パブリック市場からプライベート市場まで網羅するグローバルで幅広い運用力を持つアクティブ運用会社として、また英国のウェルスマネジメントのけん引者として、運用資産を2倍以上の7,500億ポンド超に拡大しました。」
「ピーターは資産運用業界において先進的な考えを持っており、模範的なリーダーシップ・チームとともに、シュローダーの成長戦略を成功に導いてきました。」
「こうした透明で協力的な方法で引退を表明したことは、事業とお客様に対する彼の忠誠心の証であり、これにより、取締役会は新たなCEOを任命するためのプロセスを秩序をもって進めることができます。ピーターと共に仕事をするのはとても楽しいことです。彼は10年間、シュローダーに非常によく尽くしてくれました。」
グループCEO ピーター・ハリソンのコメント:
「シュローダーで社会人としてのキャリアをスタートさせた私にとって、CEOに就任できたことは大変光栄でした。私は会社と従業員のことをとても大切に思っています。
ピーター・ハリソンについて
2013年3月シュローダー入社。2016年4月グループCEO就任。現職以前は、運用部門グローバル責任者。
シュローダー入社以前は、ブティック運用会社RWCパートナーズ会長兼CEOを務める。
英国財務省の資産運用タスクフォース、資本市場産業タスクフォースのメンバー。英国投資協会の前会長で、現在は理事。ベンチャーキャピタルAntlerの諮問委員、FCLT Globalの取締役。また、英国王陛下が支援する慈善団体ビジネス・イン・ザ・コミュニティの会長も務める。
以上
シュローダーについて
シュローダーは、1804年創業、運用資産額で欧州最大級(約135兆円*)の独立系資産運用グループです。
*2023年12月末現在7,506億英ポンド、1英ポンド=179.72円換算。
日本とのかかわりは古く、1870年(明治3年)、日本初の鉄道敷設のために日本政府が初めて発行した国債の主幹事を、シュローダーが務めたことにさかのぼります。1974年には東京事務所を開設し、日本における事業の本格的な第一歩を踏み出しました。幅広い資産運用サービスを提供する現在も日本株式運用を事業の中核の一つに据え、約150年前と同様、日本の未来への投資を通じて歴史を紡いでいます。
関連リンク
Future retirement of Peter Harrison
https://www.schroders.com/en/global/individual/media-centre/future-retirement-of-peter-harrison/