「TestFlight」は、iOS 8向けアプリの開発者が、試作し完成したアプリについて、「App Store」で正式公開を行う前にベータテストを実施し、ユーザビリティや質、運用における課題点などをチェックすることができるもの。
まずXcodeからアプリのビルドをアップロードし、「iTunes Connect」において外部テスターとして招待したい人の情報を入力、招待メールを送信する。メールを受け取った人は「TestFlight」アプリを通じて、そのアプリのベータ版を手にすることができる。アプリをインストールしてもらった後に、新しいビルドを公開した場合には、「TestFlight」アプリがテスターらにそのことを通知してくれる仕組みとなっている。
iOS 8向けアプリで、「Beta App Review」を通過したAppleのガイドラインに沿うものであれば、このテストサービスを利用可能だ。App Storeが提供されている世界155カ国をカバーする。ただし一度にテストできるのは最大10個まで。