「宇宙の可能性を広げ、人類の発展に貢献する」
2020年12月以降、米国Spaceflight社が提供するライドシェア・ミッション「SXRS-3」で、株式会社QPS研究所が開発する小型高精細SAR衛星2号機「イザナミ」が主力ロケットに搭載され、宇宙へ旅立つことがわかった。

株式会社QPS研究所は「宇宙の可能性を広げ、人類の発展に貢献すること」を使命に2005年に創業され、「イザナミ」は同社と約20社の九州の地場企業とが共同で開発・製造した小型衛星である。


同研究所は今回のミッションへの参入を皮切りに、36機の小型衛星を打ち上げることにより、世界中のほぼどこでも約10分で地球を観測することができる、地球の「準リアルタイム観測」を目指すという。

社会の発展と人類の生活の向上に貢献
1号機「イザナギ」は、2019年12月11日にインドの「サティシュ・ダワン宇宙センター」より打ち上げられ、翌日には初交信に成功し、以来、安定運用を続けているという。

今回打ち上げる2号機「イザナミ」は、1号機の改善点を修正・反映させており、今後は2機体制でスムーズな観測を実現するための知見、経験を広げていく。

QPS研究所は、地球をリアルタイム観測できる世界を構築することで、社会の発展と人類の生活の向上に貢献することを目指す。また、同研究所は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と宇宙関連事業の更なる創出を目指す活動を開始、また、九州電力株式会社とは衛星の観測データを活用した新たな事業の検討をすべく、連携を発表している。

(画像はプレスリリースより)

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