電気自動車を電源供給源に
有事の際に、電気自動車を動力源として活用する。日産自動車株式会社は、13日、山形県酒田市と山形日産自動車販売株式会社と3者にて、電気自動車を活用した「災害連携協定」を締結したことを発表した。


同協定では、電気自動車の普及を通じて環境負荷低減に取り組むとともに、地震災害等による大規模停電が発生した際に、日産自動車より無償で電気自動車「日産リーフ」を貸与し、動力源として活用することで避難所で継続して電力を供給でき、市民の安心・安全の確保をサポートする。

「電気自動車の可能性」を提案
東日本大震災は、「致命的な被害を負わない強さ」と「速やかに回復するしなやかさ」という教訓を我々に与えた。そこから酒田市では、それらを備えた「強じんな国土づくり」を推進する活動の一環として、電気自動車の特性を生かした地域防災力の向上を目指している。

日産自動車は、電気自動車普及を通じた社会の変革に積極的に取り組むリーダーとして社会をけん引しており、今回の協定は、双方の取り組みにお互いが賛同したことにより、締結を行う運びとなったという。

両者は今後、市のイベントで使用する電力を電気自動車から供給するなど、様々な形で市民へ「電気自動車の可能性」について提案していく。

(画像はプレスリリースより)

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