電気自動車向けのIoT充電サービス
ユビ電株式会社は、2020年8月19日、IoT充電サービス『WeCharge』のプレサービスを開始したと発表した。

同社は、ソフトバンク株式会社の社内起業制度『ソフトバンクイノベンチャー(SoftBank InnoVenture)』を由来として誕生したベンチャー企業。
『WeCharge』は、電気自動車とプラグインハイブリッド車向けのIoT充電サービスとなっている。

既存のコンセントをそのまま充電器として活用
ユビ電株式会社は、初回にあたる2011年の『ソフトバンクイノベンチャー』において優勝したことを契機として、その事業を開始した。2019年4月には、事業がソフトバンク株式会社からカーブアウトする形で、企業設立に至っている。

『WeCharge』は、「電気を使いたい人」と「電気を使わせてあげる人」をマッチングするIoT充電サービスとして開発された。既存のコンセントをそのまま充電器として活用し、「電気を使いたい人」と「電気を使わせてあげる人」との間で充電量に応じた電気代費用のやりとりが可能なサービスとなっている。

テスラやジャガーの電気自動車などと連携
『WeCharge』の充電スポットでは、コンセントや充電器に貼ってあるQRコードをスマートフォンのアプリでスキャンすると、使用が可能となる。このアプリについてユビ電株式会社は、2020年9月にiOS/Androidアプリストアにて公開する予定だという。

なお今回開始されたプレサービスでは、テスラやジャガーの電気自動車などと連携する形で、『WeCharge』体験版(早期アクセス版)の提供が行われる。

(画像はプレスリリースより)

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