今夏、みなさんは怪談話をいくつ聞いただろうか?
今年もテレビでは色々な心霊特集をやっていた。その中でも気になったのが「心霊動画」である。
「心霊動画」とは、読んで字の如し、心霊現象などが収められた動画だ。
そう、今や心霊も動画が主流なのである。
実際に、私も「心霊動画」を見てみたが、やはり静止画である心霊写真と比べると迫力が違う。しかし、動いている幽霊の映像なんて、ひと昔までは夢物語だったはず。心霊研究などでは、かなり貴重な資料になるのではないか?
そこで、心霊科学の研究者に話を伺ってみた。
「たしかに、静止画ではわからないことが動画ではわかります。最大の違いは、もちろん“動き”でしょうね。例えば、写真などに謎の光球が写り込んでいることがありますよね。アレはオーブと呼ばれる物なんですが、動画でオーブを見ると、特有の動きが見てとれるんです。静止画では、ゴミではないかと言われることも多いですが、動画だとゴミではないことがが良くわかります」とのこと。
オーブとは「写真に映し出されている奇妙な光の球」という物。このオーブは、魂や霊といったものではないかと研究者の間ではみられているんだそうだが、レンズに付いた汚れや水滴などではないかという指摘も多いそうだ。
さらに、こんなことも教えてくれた。
「オーブに関して言えば、オーブは近赤外線に近いという実験結果があるのです。人間の目には見えませんが、デジタルカメラなどは、近赤外線を写すことができます。つまり、普通には見えないですが、デジタルカメラなどのレンズを通せば、見えることもあるんです」
つまり、霊の存在を感じた際、携帯やデジカメを取り出し、ディスプレイ越しに辺りを見て、霊を捜索できるってこと?
おお……、まるでゴーストバスターズが持ってたやつじゃんか……。
「数多く存在する心霊現象の中には、ねつ造や、思い込みといったものも確かにあります。しかし、カメラのメカニズムから考えても、写るはずのないものが写っていることも実際にあるのです。それが一体なんなのか? ということの科学的な解明には今現在至っていません。ですが、進化が著しいデジタル機器が、その解明の助けになることは確かです」と心霊科学の研究者は語る。
日進月歩のテクノロジーが、心霊現象の謎を解き明かす日はそう遠くないのかもしれない。
(ドープたつま/studio woofoo)
今年もテレビでは色々な心霊特集をやっていた。その中でも気になったのが「心霊動画」である。
「心霊動画」とは、読んで字の如し、心霊現象などが収められた動画だ。
そう、今や心霊も動画が主流なのである。
実際に、私も「心霊動画」を見てみたが、やはり静止画である心霊写真と比べると迫力が違う。しかし、動いている幽霊の映像なんて、ひと昔までは夢物語だったはず。心霊研究などでは、かなり貴重な資料になるのではないか?
そこで、心霊科学の研究者に話を伺ってみた。
「たしかに、静止画ではわからないことが動画ではわかります。最大の違いは、もちろん“動き”でしょうね。例えば、写真などに謎の光球が写り込んでいることがありますよね。アレはオーブと呼ばれる物なんですが、動画でオーブを見ると、特有の動きが見てとれるんです。静止画では、ゴミではないかと言われることも多いですが、動画だとゴミではないことがが良くわかります」とのこと。
オーブとは「写真に映し出されている奇妙な光の球」という物。このオーブは、魂や霊といったものではないかと研究者の間ではみられているんだそうだが、レンズに付いた汚れや水滴などではないかという指摘も多いそうだ。
しかし、動きのある動画ならば、その“異質”っぷりが存分に見てとれるらしい。
さらに、こんなことも教えてくれた。
「オーブに関して言えば、オーブは近赤外線に近いという実験結果があるのです。人間の目には見えませんが、デジタルカメラなどは、近赤外線を写すことができます。つまり、普通には見えないですが、デジタルカメラなどのレンズを通せば、見えることもあるんです」
つまり、霊の存在を感じた際、携帯やデジカメを取り出し、ディスプレイ越しに辺りを見て、霊を捜索できるってこと?
おお……、まるでゴーストバスターズが持ってたやつじゃんか……。
「数多く存在する心霊現象の中には、ねつ造や、思い込みといったものも確かにあります。しかし、カメラのメカニズムから考えても、写るはずのないものが写っていることも実際にあるのです。それが一体なんなのか? ということの科学的な解明には今現在至っていません。ですが、進化が著しいデジタル機器が、その解明の助けになることは確かです」と心霊科学の研究者は語る。
日進月歩のテクノロジーが、心霊現象の謎を解き明かす日はそう遠くないのかもしれない。
(ドープたつま/studio woofoo)
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