今年はいつもと違った初詣を楽しみたい、そんな貴方のために、ひと味違う初詣プランを考えてみた。
まず、おすすめしたいのは、「ドライブスルー初詣」。ドライブしながら、初詣してしまおうというこのプラン。実現できるのは、鳥取県の米子自動車道にある、蒜山(ひるぜん)高原サービスエリア。ここは、日本で唯一、神社を持つサービスエリアなのである。しかも、神社の名前が「金持神社」。金運向上、商売繁盛にご利益があるとのことで、不況にぴったりではないか。正月の高速道路を駆け抜け、車で颯爽と乗り付けてみてはいかが?
車では飽き足らない、さらに行動派のあなたにおすすめしたいのが「マラソン初詣」。日本全国の市町村には、「元旦マラソン」を主催しているところが意外とある。例えば岐阜県飛騨市で開催される「飛騨市ふるかわ元旦マラソン2009」では、コースの途中に気多若宮神社があり、マラソン中やマラソン後に初詣をすることができる。小学校での体育の授業を思い出し、無心になって走れば、ご利益も上がるかも? 詳細は市町村のホームページに掲載されているので、早速調べてみてほしい。
もっとマニアックなプランはないのか! そんなあなたには、「パラナ州開拓神社で初詣」を提案したい。
と、色々な視点から初詣プランを紹介してみたが、究極の初詣といえば、地元の神社である。小さい頃から慣れ親しんだ神社は、懐かしい人たちとのふれあいの場でもある。ご近所さんに挨拶してみたり、おみくじを買ったら巫女さんが友達だったり。気の置けない人たちとのふれあいで、自分の原点を見つめ直し、新しいスタートを切ってみてはいかが?
(珍満軒/studio woofoo)