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日本で3番目に寒い100万都市はどこ?

「そんなことどうでもいいじゃん」なんてつぶやきが聞こえてきそうな、今回のコネタのタイトル。でもこんなことを書こうと思ったのには、ちゃんとした訳がある。

暖冬気味の日本列島。特に北日本・東日本でその傾向は顕著。「東京と福岡の冬、寒いのはどっち?」と聞かれれば「東京」と答える人が多いと思う。実際、1月の平年値で比べると東京の方が低いのだけれど、今年の1月はこれが逆転。福岡の方が寒かったのだ。日本で1番寒い100万都市は札幌、そして2番目は仙台。ここまでは疑う余地がないが、3番目となると結構難しいのである。

国立天文台編『理科年表』とにらめっこしながら数字を追いかけてみる。すると、意外な都市の名前が浮かび上がってきた。それは「名古屋」である。平年値で比べて東京や大阪より1~2℃低い。「底冷えがする」と言われる京都と比べても、ちょっとだけ低いのである。

名古屋地方気象台に聞いた。どうして名古屋は寒いのだろうか。
「推測ですが、名古屋の気象台が内陸側にあるからでしょう。東京や大阪の気象台は海に近い所にありますからね。(冬の)内陸は、(海岸に比べると)寒いですから」
地図で確かめてみると、確かにそのとおりだった。東京や大阪に比べ、名古屋が特別に寒いわけではない。たまたま気象台が内陸側にあっただけなのだ……。

というわけで、問題は振り出しに戻ってしまった。と、ここであることに気づく。日本には12の100万都市があるが、『理科年表』にデータが載っていない都市が2つある。それは川崎とさいたま。川崎は臨海都市だが、さいたまは内陸都市。さっきの気象台の方の話のとおりだとすれば、さいたまは結構寒いに違いない……。

気象庁のサイトでさいたまの数値を調べてみる。予想は当たった。平年値も今年1月の値も、札幌、仙台に次ぐ低温だ。ここに結論は出たのである。日本で3番目に寒い100万都市は「さいたま」。そしてさいたまの1月の平均気温は、東北で一番暖かな福島県いわき市小名浜とだいたい同じである……。

都内に通勤しているさいたま市民(友人)に聞いてみた。さいたまって、東京より寒い?
「やっぱり寒いですね。朝は特に」
この言葉を聞いて確信を深めた筆者。さいたま市民の皆様の反論、お待ちしております。
(R&S)
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