通常、パソコンはマザーボード、電源ユニット、CPU、冷却装置、メモリ、HDD、光学ドライブといったパーツがケースに納められており、外からは見えないようになっている。が、それらパーツが丸見えになってしまうバラックケースという筐体がある。
これ一見してみると、各パーツを載せる台といった感じ。大きな冷却ファンの下にCPUやHDDが一生懸命働いている姿が外から見える状態は果たしていいことなのか。PC関連製品販売のリンクスインターナショナルに聞いてみた。すると、メリット・デメリットを以下のように挙げる。
○メリット
・中身が一目瞭然
・パーツの入れ替えが簡単
・冷却に優れているため、オーバークロック向き
○デメリット
・パーツにホコリが付きやすい
・HDDや光学ドライブの設置場所が限られる
・パーツがむき出しなので、ある意味あぶない?
なるほど、バラックケースはパーツ増設をダイレクトにできるので、改造マニアにとっては大きなメリットだ。また、熱が中にこもらないのも魅力。オーバークロックすると、オーバーヒートの心配があるからだ。反面、ホコリが付きやすくなるのだが、これは裏を返せば掃除もしやすいということ。なので、マメに掃除すればいい。