チョットした物をあげたり、もらったり、そんなコミュニケーションが大好きだ。「スイマセン、煙草1本もらえます?」、「アメ、いる?」。
あれには、実は色んな意味合いが含まれている。「ご苦労さん」とか「頑張ってるな」とか、「アナタに親しみを覚えてますよ」とか、そんなメッセージが。

ガムも同様だ。ガムをあげたりもらったり、ある種“エールの交換”というか。
そんなやり取りに今まで以上の愛をプラスできる、このグッズを使えば。株式会社タカラトミーより『ガムレター』なる商品が発売されるそうだ。

これを使うと、市販の板ガムにメッセージを刻印することができるらしい。

では、どんなメッセージが刻印できるのか?
商品には3つの種類がある。「ベーシックレター」を使うと、“おつかれさま”、“ありがとう”、“がんばって”の文字を打つことができる。
「アシストレター」を使うと、“ファイト”、“リラックス”、“よろしくね”というメッセージが可能に。
「ハッピーレター」では、“祝\(^o^)/”、“ごめんね”、“こんやどう?”なる文字の刻印が。

何というか、コミュニケーションにコミュニケーションをプラスした、新種のコミュニケーション・ツール。

それにしても、ナゼにこんな物を思い立った? 同社の担当者に、直接伺ってみた。
「昨年、『ガチャガム』(市販の粒ガムがひと粒ずつガチャっと出てくるガチャマシーン)という商品を発売いたしました。当社ではそれに続いた商品を考えており、その中で、身近な人に気軽に渡す“板ガム”に何か付加価値をつけられたらコミュニケーション・ツールとして活躍できるのでは? と思い立ったのがきっかけです」
これでガムをデコレーションし、オフィスや学校などで使ってみる。まさに、新種のメッセージカード。そんな使われ方を、同社は期待している。

そして、この商品の特設ページには、『ガムレター』を使うシチュエーションが紹介されているのだが、これらがどうにもグッとくる。

肩車している父親へ、肩の上にいる娘から「ありがとう」のガムを。顔に絆創膏を貼った2人の男の子が、仲直りの印に「ごめんね」のガムを。愛しの彼を待ち伏せして告白しようとしている女の子に、親友から「がんばって」のガムを。
まさに、ガムでリラックスを。そして、メッセージで気持ちを。そんな様々な想いを、ガムと供にプレゼントする。


ちなみに、この『ガムレター』は6月1日より、945円(税込み)で発売される。

こういう細かなやりとりで、ギスギスやピリピリを緩和できるとしたら……。チョットしたことが、人間関係の潤滑油になり得るか?
(寺西ジャジューカ)

・コネタのTwitter「@Excite_Bit」→http://twitter.com/Excite_Bit