本書『<賢い子に育つ!0歳からのらくらく子育て>カヨ子ばあちゃん73の言葉』は、0~3歳児の子育てで困っているお母さん、お父さんに向けて、伝えていきたい73のメッセージが紹介されている。
著者は、現在 79歳! の“脳科学おばあちゃん”こと久保田カヨ子さん。カヨ子さんは自らの育児経験と、夫で脳科学の権威である京都大学名誉教授・久保田競(きそう)博士の脳科学理論に裏づけされた育児法を普及させるため、77歳! で「脳研工房」という会社を設立。子育て中のお母さん、お父さんたちに、赤ちゃんの「育脳法」を紹介している。
「核家族化、少子化が進み、まわりで頼れる大人がいない。ダンナも使いものにならない!?(まさに私自身がそうですが)……と、特に、第一子を育てているお母さんたちの中には、悩みをひとりで抱えている方も多いと思います。そういった方や、子育てマニュアル書に救いを求めたものの、モヤモヤ感がぬぐえなかった方にぜひ読んでもらいたい。私自身や社内外の当事者の悩みを、カヨ子ばあちゃんにおもいっきりぶつけました!」とダイヤモンド社の編集担当・寺田庸二さん(@yoji_terada)。
社内外の0~3歳児の育児で困っている人にも一つひとつ相談しながら、本書はつくられていった。
本書では、「“らくして子育て”をどんどん取り入れるべし」「なぜ、わざわざ離乳食をつくるんですか?」「6か月で卒乳させると、あとがらくになるんよ」「“だっこ”より“おんぶ”」など、今まで耳にしてきた“通説”や“常識”とは異なるところもある。