いよいよ本日に迫ったAKB48の4回目の総選挙。投票なので順位がついてしまうことはいた仕方がない。
そんな彼女たちに何か他の人とは違う傾向がないかと、研究生を除くメンバー64人の誕生日を調べてみた。すると驚きの結果が。
日曜日生まれ: 5名
月曜日生まれ:13名
火曜日生まれ: 9名
水曜日生まれ:10名
木曜日生まれ: 9名
金曜日生まれ: 8名
土曜日生まれ:10名
64人を7曜日で割って単純計算すれば、各曜日9人ちょっとになるはず。そこから考えると明らかに日曜日生まれは少なく、月曜日生まれが多い。
これは何かAKB48の人気と関係しているのか? これからAKB48に入りたいと思っている日曜日生まれの女の子は生まれながらにしてハンデを背負ってるのか。
「必ずしもそうとは言えません」
そう答えるのは昭和大学産婦人科の長谷川潤一医学博士。
「全国平均で出産の2割が帝王切開によるものと言われていますが、その場合は土日を避けるので土日は出生件数自体が減ります。また予定日を大幅に過ぎてもお産が始まらないときは母子の負担を考えて陣痛促進剤を使用して出産日を調整することもあります。その場合も休日は避けることが多いです」
産科医の減少により、東京でも土日祝日は産科が無医村状態になるといっている専門家もおり、極力平日に出産できるようにせざるをえないのが実情のようだ。お気軽に始めた調査が思わぬ社会問題を露呈してしまった。
とにかくまとめると日曜日生まれの人は絶対数が少ないから、メンバーが少ないのも当然ということ。
ところがどうやらそうでもないようだ。厚生労働省の平成16年の資料によると、確かに土日休日の出生数は少ないが、平日の出生数は曜日別に大きなばらつきはない。むしろ月曜日は平日では一番件数が少ないくらいだ。
ならばやはり月曜日は特別なのか。そこで確認のため工学博士の筆宝大平博士にこのバラツキは統計的にみて誤差の範囲なのか、それともやはり何らかの有意性があるのかを聞いてみた。
「計算してみないと何ともいえないのですが、統計を考えるときにはエントロピーという概念があって……」
ちょっ、ちょっと待って。もう少しわかりやすくお願いします。
「64人というのは統計のサンプルとしてはちょっと少な過ぎます。でも月曜日が13人で、日曜日が5人ですから2.6倍の差があります。2倍以上の差があるというのはさすがに異常値と認めざるをえないかもしれませんね」
おっ、ということは月曜日生まれはAKB48向きといってしまっても過言ではないわけだ。
事実、第3回の総選挙の神7の43%にあたる3人、大島優子さん、柏木由紀さん、高橋みなみさんが月曜日生まれ。
ならば月曜日生まれというのはどういう運勢をもっているのだろう。
ネットで「曜日占い」と検索すればいくつもサイトがでてくる。ザーッと目を通すと同じ月曜日生まれでもサイトによって少しずつ言うことが違うが、共通点を引っ張り出すとこんな感じだ。
「真面目で責任感の強い常識家。
礼儀正しく、優しい好印象を与える。
ただし恋は盲目」
AKB48といえば最早一介のアイドルグループではなく、国民の注目を浴びる大型プロジェクト。強い責任感を持って、関係者に対しても礼儀正しいような女性でないとなかなか務まらないということなのか。
猛烈なプレッシャーと戦いながら突っ走る彼女たち。せめて恋くらいは盲目になったっていいじゃないか、と思ってしまうのは無責任な部外者のおじさんだけか。
(鶴賀太郎)
※ちなみに月曜日生まれのメンバーは、岩佐美咲さん、内田眞由美さん、大島優子さん、柏木由紀さん、北原里英さん、倉持明日香さん、鈴木まりやさん、高橋みなみさん、多田愛佳さん、仲川遥香さん、中田ちさとさん、松井咲子さん、宮澤佐江さん
でも考えてみればAKBのメンバーになれたというだけでもスゴイ星の持ち主。
そんな彼女たちに何か他の人とは違う傾向がないかと、研究生を除くメンバー64人の誕生日を調べてみた。すると驚きの結果が。
日曜日生まれ: 5名
月曜日生まれ:13名
火曜日生まれ: 9名
水曜日生まれ:10名
木曜日生まれ: 9名
金曜日生まれ: 8名
土曜日生まれ:10名
64人を7曜日で割って単純計算すれば、各曜日9人ちょっとになるはず。そこから考えると明らかに日曜日生まれは少なく、月曜日生まれが多い。
これは何かAKB48の人気と関係しているのか? これからAKB48に入りたいと思っている日曜日生まれの女の子は生まれながらにしてハンデを背負ってるのか。
「必ずしもそうとは言えません」
そう答えるのは昭和大学産婦人科の長谷川潤一医学博士。
「全国平均で出産の2割が帝王切開によるものと言われていますが、その場合は土日を避けるので土日は出生件数自体が減ります。また予定日を大幅に過ぎてもお産が始まらないときは母子の負担を考えて陣痛促進剤を使用して出産日を調整することもあります。その場合も休日は避けることが多いです」
産科医の減少により、東京でも土日祝日は産科が無医村状態になるといっている専門家もおり、極力平日に出産できるようにせざるをえないのが実情のようだ。お気軽に始めた調査が思わぬ社会問題を露呈してしまった。
とにかくまとめると日曜日生まれの人は絶対数が少ないから、メンバーが少ないのも当然ということ。
ならば土日に生まれる予定の人が月曜日に廻されているということなのか?
ところがどうやらそうでもないようだ。厚生労働省の平成16年の資料によると、確かに土日休日の出生数は少ないが、平日の出生数は曜日別に大きなばらつきはない。むしろ月曜日は平日では一番件数が少ないくらいだ。
ならばやはり月曜日は特別なのか。そこで確認のため工学博士の筆宝大平博士にこのバラツキは統計的にみて誤差の範囲なのか、それともやはり何らかの有意性があるのかを聞いてみた。
「計算してみないと何ともいえないのですが、統計を考えるときにはエントロピーという概念があって……」
ちょっ、ちょっと待って。もう少しわかりやすくお願いします。
「64人というのは統計のサンプルとしてはちょっと少な過ぎます。でも月曜日が13人で、日曜日が5人ですから2.6倍の差があります。2倍以上の差があるというのはさすがに異常値と認めざるをえないかもしれませんね」
おっ、ということは月曜日生まれはAKB48向きといってしまっても過言ではないわけだ。
事実、第3回の総選挙の神7の43%にあたる3人、大島優子さん、柏木由紀さん、高橋みなみさんが月曜日生まれ。
ならば月曜日生まれというのはどういう運勢をもっているのだろう。
ネットで「曜日占い」と検索すればいくつもサイトがでてくる。ザーッと目を通すと同じ月曜日生まれでもサイトによって少しずつ言うことが違うが、共通点を引っ張り出すとこんな感じだ。
「真面目で責任感の強い常識家。
礼儀正しく、優しい好印象を与える。
ただし恋は盲目」
AKB48といえば最早一介のアイドルグループではなく、国民の注目を浴びる大型プロジェクト。強い責任感を持って、関係者に対しても礼儀正しいような女性でないとなかなか務まらないということなのか。
猛烈なプレッシャーと戦いながら突っ走る彼女たち。せめて恋くらいは盲目になったっていいじゃないか、と思ってしまうのは無責任な部外者のおじさんだけか。
(鶴賀太郎)
※ちなみに月曜日生まれのメンバーは、岩佐美咲さん、内田眞由美さん、大島優子さん、柏木由紀さん、北原里英さん、倉持明日香さん、鈴木まりやさん、高橋みなみさん、多田愛佳さん、仲川遥香さん、中田ちさとさん、松井咲子さん、宮澤佐江さん
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