と思っているPCユーザーは多いのでは。
その名も『どっちもUSBメモリー』。「表裏両方で挿し込める形状の特殊なUSBオスコネクターを採用」とあり、ストレスなく使えるという。
「コネクターの形状を変更するにあたり、既存品との互換性を保った状態での設計と形状変更に伴う挿抜の耐久性を実現しました」(バッファロー)とのこと。
確かに互換性と耐久性は大事ですよねー。
だが、そもそもどうして今まで表裏で挿せないものだったのか。
「伝統的にPC系・家電系の接続端子は、誤挿入や逆挿しできないように配慮するのが何十年も前から設計上の大前提となっているのです」
へー、そうなんだぁ。
「ただ、USBメモリーについては、コネクターが長方形のため外観シルエットから上下が判別できないので、間違って挿そうとしてしまうことが避けられない状況だと思われます」
誤挿入防止があだとなってUSBメモリーを使いにくくしてしまっていたわけだ。そこで、「簡単に挿入できる、コネクタの向きを気にしない」というアイデアが出てきたのは当然といえば当然。今までなかったのが不思議なくらい。
で、同製品の発表後しばらくして、コネクターの向きを気にせず挿せるスマートフォン充電器『どっちもACアダプター』(同社)も登場。これは『どっちもUSBメモリー』とは反対に、USBメスコネクターが表裏両対応になっているので、従来のスマホなどのUSBコネクターで使える。
両アイテムで、USBの挿し間違えのストレスから解放されよう!
(羽石竜示)