みなさんご存知のよく見る葉っぱをイメージした温度計『Leaf Thermometer』(アッシュコンセプト)。袋を開けると、紙でできた葉っぱが数枚出てくる。そこでちょっと驚くのは手で持った部分の色が変化すること。袋から出したときの色は緑だったのに、手で触れたところは黄色になった。これがつまり温度計の役割なのだ。
20~25度の時は緑色、それより高くなると黄色、低くなるとこげ茶色になることによって、気温の変化を表すというわけ。Lサイズが5枚入り、Sサイズが8枚入りなので、各部屋ごとに貼って室内温度チェックに役立てることが可能(裏面がシールになっている)。
試しに、ベランダに出してみると、暑い日差しに照らされて瞬く間に黄色に変化。部屋に戻すとすぐに緑色に戻った。
「この葉っぱ、意外と敏感に反応するなぁ」
で、つぎは冷蔵庫に入れてみた。するとなかなか変化が見られない。何かと気が短い筆者はイライラしてしまい、冷凍庫に放り込んだ。すると、
「あらら、あっという間にこげ茶色」
これ、スピーディーかつ完全にこげ茶色になるにはかなりの冷気を必要とするようだ。
おもしろいのは指を置いたところが黄色になるので、指あとを付けて模様のようにしたり、簡単な文字を書いたりもできる。色が変化するということは指先って結構体温高いのだろうか。
葉っぱをペタペタ部屋の壁に貼って、室内で季節の変化を疑似体験するという楽しみ方はどうだろう。ただ貼るだけ、観葉植物みたいに水をやったりなどのケアが必要ないので楽チンですよ。
(羽石竜示)