そこで、昨今のプロポーズ実態の調査に乗り出してみました。
■ プロポーズなしで結婚した人たち
まず、プロポーズしなかった組に、「じゃあ、どうやって結婚の意志を確認しあったの?」と聞いてみたところ、最も多かったのが、“外堀を埋められた”系。具体的には「いきなり彼女の親に、『娘と結婚しないのか。時期はいつだ?』と聞かれ、答えざるをえなかった」、「正社員になると決まった途端、気がつけば両家の食事会が行われていた」などなど。想像すると、ちょっと心臓に悪そうなシチュエーションですね(笑)。
他にも、「彼女がゼクシィを部屋に置いていき、その無言のメッセージを受けて、なんとなく式の話が始まっていました……」という、いわゆる“ゼクハラ(!?)”話が実際にあったり。「部屋の契約更新のタイミングで一緒に住むことになり、『手続きもまとめたほうがラクだし、籍も入れるか』と適当な感じで言われた」といった、“ついで“系のプロポーズ。今の時代らしく、「いい加減、結婚するの? しないの? と彼女に強く迫られて……」という女性からの“直談判”系まで、様々ありました。プロポーズ1つをとっても性格が出ていて、なかなか面白いですね。
■ 女子は案外“ベタ”も好きです!
また、プロポーズをしなかった理由を聞いてみると、「いざやるとなると面倒だった」「気恥ずかしい」というのが大多数でした。「それでいいの?」と思い、未婚女子たちの声も拾ってみましたが、多くの方が「特別なプロポーズは望まないものの、一生に一度だし、何かしてもらえたら嬉しいは嬉しいかも」と言及。
中には、「こんな風に言われたい」という、“プロポーズ妄想” をしている女子も。「海辺で、プロポーズの言葉が波音で聞こえないフリをして、何回も言ってもらう」とか、「店頭でドレスを眺めていたら、『似合いそう じゃん』と言われ、すかさず『結婚しようか』とプロポーズ!」といったストーリー仕立てのものまで。「さりげなく言われたい」と言いながらも、「部屋以外がいいな」「潰れそうなカフェとかは嫌」など、皆それなりに希望もあったのが印象的でした。気恥ずかしくなるようなベタなシチュエーションも、なんだかんだ言って、女子は嫌いじゃなかったりもするんですよね(注:個人差はあり)。幼少期から少女漫画や恋愛ドラマを見て育ってきた女子たちが、「プロポーズのときくらい、ロマンチックな気分に浸ってみたい」と思うのも、なんとなく理解はできる気がしますね。
■ ちゃんとプロポーズ、したほうがいい理由
さて、昨年のリクルートブライダル総研の調査によれば、「ちゃんとプロポーズしたぜ!」という男性は、77.7%(夫婦関係調査2011/20代〜60代男女1200人対象)。一方、「プロポーズされたよ!」と答えた女性は68.2%。「あれ?」と思った方、そうなんです、約1 割(9.5%)は「旦那はプロポーズしたつもりだが、妻はされていないと思っている」夫婦がいることに。これはちょっと悲しいかも……。これからプロポーズという皆さん、せめて相手に覚えておいてもらえるくらいには、ハッキリ、言っておきましょう!
さらに同調査では、プロポーズをした夫婦のほうが、その後の「満足度」も高いことも判明。結婚生活に「満足している」と回答した割合は、プロポーズありの人で74.6%、プロポーズなしの人で58.1%。
最後に、サプライズプロポーズをしたい方へ。ひとりよがりに盛り上がって企画した結果、相手の立場や気持ちを考えない形になり、断られてしまった、なんてケースも実際にあるので、あまり先走って周囲を巻き込んだり、即断即決を迫るような態度に出ないように。結婚は、いくら相手が好きでも、しっかり考えて決めたいものですし、くれぐれも“思いやり不足”なサプライズになってしまわないよう、ご注意を!
いかがでしょうか。
プロポーズ、するもしないも自分次第ではありますが、「やっぱり、ちゃんとしたほうがいいんスかね……?」という気持ちになってきた方には、プロポーズのノウハウやエピソードが満載の男性のためのプロポーズ応援サイト『Surprise Propose』もおすすめです。
(エキサイトニュース編集部)
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