
390円でラーメンを食べられるラーメンチェーン店「らーめん 幸楽苑」。全国で500店舗以上を展開しているお馴染みのお店ですが、「緑の幸楽苑」があるらしいという話をちらほら聞くようになりました。
調べてみると、このようなニュース記事を発見。幸楽苑が今期155店改装 野菜いため機導入、外観を白と緑に (日本経済新聞)
この記事によると、改装した店舗には「高温で食材をいためられる『野菜クッカー』」が導入されている。今までの幸楽苑では野菜は煮込むだけしかできなかったけれど、この「野菜クッカー」により、より甘みのある美味しい野菜炒めを作れるようになったそう。
しかし、公式サイトを探しても、そのような情報はなく、その「緑の幸楽苑」はどこにあるのかもわからず…。
そんな中、実は実家の近所にあるということが分かったのです。早速、「緑の幸楽苑」に行ってきました!
緑の看板の「野菜 らーめん 幸楽苑」
「緑の幸楽苑」の店舗のひとつがあるのは、神奈川県秦野市の曽屋店。近くには電車の駅もなく、行くには車が必要な場所です。
訪れたのは平日の昼12時くらい。すでに駐車場は混んでいました。

確かに緑の看板!
でも、入り口に立っている看板は従来の黄色のままです。

ファーザードには「野菜 らーめん 幸楽苑」とあります。この「野菜」が緑の看板の幸楽苑の特徴なのだとか。

お店の入り口には「味噌野菜らーめん」の案内がドーン。

中に入ると、お客さんでいっぱいです。少し辺鄙な場所にありながらも、人気のようです。黒を基調とした内装で、BGMにはジャズがかかっていました。
店内でも「味噌野菜らーめん」を大アピール。


緑の幸楽苑のみで食べられるラーメンのメニューは「味噌野菜らーめん」。

「当店限定」と書いてあります。
「味噌野菜らーめん」には他にも「辛子味噌野菜らーめん」、「味噌野菜チャーシュー麺」などもありますよ。

「味噌野菜らーめん」は通常の幸楽苑のメニューにもありますが、緑の店舗では100円高くなり、野菜は前述した通り「野菜クッカー」で炒めたものになっています。
「味噌野菜らーめん」に使われる麺は通常とは異なり、特製デュラム粉ブレンド麺を使っているそう。

デュラム粉は、通常スパゲティやマカロニなどに使われており、加工をするとコシのある麺になるとか。
他にも通常のラーメンメニューも用意してあります。

もちろん、注文するのは「味噌野菜らーめん」です!
シャキシャキの甘みのある野菜が味噌にぴったり!
この「野菜クッカー」ですが、オープンキッチンになった厨房をちらっと覗いでみると、ぐるぐると回転してる機械が見えました。
店内は、香ばしい香りが充満しており期待は高まります。果たしてどんな野菜炒めが出来上がるのか…。
そして、待ちに待った「味噌野菜らーめん」の到着! 丼が通常店舗のメニューの白ではなく、黒ですね。

野菜の量はかなりのボリューム。そして、ごまの香りがします。

野菜の上にはすりごまがかかっていて、食欲をそそります。野菜はキャベツ、人参、キクラゲ、ニラなど。ひき肉も入っているようです。

早速食べてみると、シャキシャキとしていて、そして何よりも甘い! 野菜の甘味をしっかり引き出しています。ちょっとついた焦げ目もいい味になります。やはり野菜は炒めた方が断然美味しい。

味噌スープも野菜にぴったり。意外とあっさりしてるかも?

麺はデュラム粉を使っているからか、シコシコとしていて、時間が経ってもコシがありました。ちぢれ麺が味噌スープに絡まってくれます。
「野菜クッカー」で作った「野菜炒め」を推しているという「緑の幸楽苑」。絶対に食べるなら、「味噌野菜らーめん」を注文してください。
2017年3月期には全店舗のうちの155店を改装するという話なので、これからはもっと見かけるようになるかもしれませんね。ただ、前述した通り、公式サイトの店舗案内を見ても、どの店舗が緑の店舗なのかわからないので、緑の看板を見つけたらすぐ入店ですよ!
らーめん 幸楽苑
http://www.kourakuen.co.jp/
(西門香央里)