
(C)ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015
■ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015
2015.08.01(SAT) at 国営ひたち海浜公園
(※画像7点)
快晴に恵まれ、日本最大級の夏フェスが開幕!
“夏フェス”という言葉が音楽ファンだけでなく、世間一般に通じるようになって久しい昨今。その草分けであり、最大級の規模を誇る【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015】が今年も茨城県・国営ひたち海浜公園にて開催された。

(C)ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015
初日の天気はまさに快晴! 観客の高まる期待度とリンクするかのように気温も上昇し、開演時には30度を優に超える暑さとなった。

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そんな中、最大ステージとなるGRASS STAGEには、年内での活動休止を発表しているthe telephonesが登場。活動休止を発表しながら、これだけ精力的なライブを見せているバンドは他にいるだろうか? 活動休止、本当にするの?と言いたくなるくらいのバンドが一体となった熱のこもったステージに、観客も何もかもを忘れてただ音楽に身を任せて踊り狂っている。活動休止発表後にリリースされた最新アルバム『Bye Bye Hello』から新曲も披露し、今なお進化しているバンドの姿を見せつけ、最後のROCK IN JAPANに有終の美を飾った。

(C)ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015

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その後も、この日のGRASS STAGEには、それぞれにタイプの異なる個性を持ったトップアーティストたちが続々と登場。途中、茨城だけに、名産である納豆の妖精“ねば~る君”をステージに呼び込んだり、あまりの暑さにいつの間にか、ボーカルの鬼龍院 翔以外のメンバーが全員上半身裸になっていたりと、いつも以上のはっちゃけたパフォーマンスを繰り広げながら、最後は「これが聴きたかったんだろう~」(鬼龍院)と「女々しくて」を披露し、最初から最後まで観客を喜ばせ続けたゴールデンボンバー。ブルーとホワイトのストライプのゆるいAラインのワンピースと、キュッと前髪をあげたサラサラのロングヘアーを吹き抜ける風になびかせながら、清涼感溢れるその歌声を響かせ、時にはステージを走り回り、タオルを振り回してジャンプしながら観客との一体感を高めたmiwa。一日のうちで最も暑くなる14時過ぎという時間帯に、白のYシャツが透けてしまうくらい汗をかきながら歌うボーカルの宮本浩次を筆頭に、この日最も“熱い”プレイで観客を沸かせ、「これを歌いたかった」(宮本)というヒット曲「今宵の月のように」から、最新曲までも聞かせてくれたエレファントカシマシ。ワールドツアーを行うなど、もはや世界レベルのパフォーマンス力を持ちながら、ステージ裏での庶民的なエピソード(楽しみにしていたラーメンが食べられなかったとか(笑))も交えつつ、「チョコレイト・ディスコ」などヒット曲も惜しみなく披露し、大きいけど近いステージで楽しませてくれたPerfume。ホワイトのレトロなデザインのワンピースをまとい、日傘をさして優雅に歩きながらステージに登場したその瞬間から、彼女にしか作り得ない世界観で観客を圧倒。

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そして、そんなGRASS STAGEのトリを飾ったのは、[Alexandros]。最新アルバム『ALXD』の楽曲を中心に最新型のバンドの今を堂々と見せつける。一番小さいWING TENTでの出演からスタートし、最大のGRASS STAGEでトリを務めるまでに上り詰めた想いも語りつつ、この大きなステージに相応しいロックンロールを響かせて、まさに“熱い一日”となった初日を締めくくった。
(取材・文/瀧本幸恵)
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≪出演者≫
●GRASS STAGE
the telephones
ゴールデンボンバー
miwa
エレファントカシマシ
Perfume
椎名林檎
[Alexandros]
●LAKE STAGE
SCANDAL
SPECIAL OTHERS
THE BAWDIES
BIGMAMA
ORANGE RANGE
降谷建志
サンボマスター
Fear, and Loathing in Las Vegas
●SOUND OF FOREST
go!go!vanillas
Galileo Galilei
ZAZEN BOYS
Silent Siren
KNOCK OUT MONKEY
indigo la End
女王蜂
●PARK STAGE
SUPER BEAVER
cinema staff
堂島孝平楽団
真空ホロウ
The Mirraz
ドレスコーズ
GOOD4NOTHING
plenty
●WING TENT
パノラマパナマタウン(RO69JACK 2015 優勝アーティスト)
THE BOYS&GIRLS
ミツメ
a crowd of rebellion
ヒステリックパニック
汝、我が民に非ズ(町田康新プロジェクト)
ドラマチックアラスカ
BRADIO
●BUZZ STAGE
[BUZZ SPECIAL] Saku/井上苑子/住岡梨奈/山崎あおい
清 竜人25
Awesome City Club
HAPPY
TEMPURA KIDZ
ピエール中野(凛として時雨)
夜の本気ダンス
オカモトレイジ(OKAMOTO’S)
DJ'TEKINA//SOMETHING a.k.a ゆよゆっぺ
≪リリース情報≫
ROCKIN’ON JAPAN増刊号
『ROCK IN JAPAN FES.2015』
2015.09.12リリース
¥870(税抜)
【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015】のすべてを盛り込んだオフィシャルマガジン

≪関連リンク≫
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015 オフィシャルサイト
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