2015.08.02(SUN) at 国営ひたち海浜公園
(※画像7点)
常連組から復活組、解散前まで、注目のアーティストが続々登場
もっとも日差しが高く、太陽が強く照りつける時間帯にLAKE STAGEに登場したのはスキマスイッチ。常田真太郎がピアノに座りサウンドチェックを始めると、客席に向かい手を挙げ、なんとそのまま開演。
大きなCDセールスとライブ動員数を誇るUVERworldが結成15周年&デビュー10周年にして初めてROCK IN JAPANに初出場、最大キャパのGRASS STAGEに立った。オープニング「ナノ・セカンド」の演奏が始まると、TAKUYA∞がステージサイドから走りこんできて、ジャンプ台を高く蹴り上げジャンプする。その鋭い眼光は気迫に満ちていた。他のメンバーもそうだ。デビューした頃に当フェスに出演したいと頼んだものの、その願いは叶わなかった。彼らの強い反骨精神はデビュー10周年を迎えた今も変わらない。「UVERworld、結成15年でやっと掴んだステージなんだよ! デビューした頃に、このフェスに出たいってお願いしたんだけど断られたんだ。誘われるようになってからも、このフェスには思い入れが強すぎるから、自分たちの世界、宇宙が固まるまで待ってくれ。
2日目のGRASS STAGEトリを務めたのは星野 源。「みんな、日焼け止め塗った?」 というフリから資生堂 アネッサのCMソングに起用された「夢の外へ」、「みんながすごい跳ねてくれたら、楽しい地獄になると思います」と、「地獄でなぜ悪い」に繋げるなど、見事なステージ運び。また、「みんなが全員違う踊りを踊ってるところが見たい。カッコ悪くてもいい、みんなが自分の踊りを踊っているところが見たい」「茨城全体に響く声を聴きたいんだ。無理なら大洗町ぐらいまで届く声を聴きたい」と、自分の名前を呼ばせるなど、観客を上手く自分のペースに巻き込み、気軽にライブに参加させる。そして、何度も観客に「ありがとう」と感謝の言葉を口にし、さらに、「生きてこの景色を見れるとは、俺は思っていませんでした」「意外と、自分でありえないと思っていることは、起きるんだと思います」というメッセージには、この数年のうちに彼の身に起きたことを重ね合わせ、しみじみと感動させられた。
この日は他に、グッドモーニングアメリカやゲスの極み乙女。、キュウソネコカミ、THE ORAL CIGARETTESといった、今もっとも勢いのあるバンドや、くるり、きゃりーぱみゅぱみゅ、SpitzといったGRASS STAGE常連組、そして復活REBECCAや解散を発表したFACTなど注目のアクトが並んだ。
(取材・文/田上知枝)
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≪出演者≫
●GRASS STAGE
ゲスの極み乙女。
きゃりーぱみゅぱみゅ
くるり
木村カエラ
Spitz
UVERworld
星野 源
●LAKE STAGE
TOTALFAT
キュウソネコカミ
グッドモーニングアメリカ
スキマスイッチ
MONGOL800
coldrain
REBECCA
MISIA
●SOUND OF FOREST
MY FIRST STORY
FACT
大塚愛
OKAMOTO’S
THE ORAL CIGARETTES
tricot
CAPSULE
●PARK STAGE
在日ファンク
きのこ帝国
℃-ute
東京カランコロン
フラワーカンパニーズ
安藤裕子
SOIL&”PIMP”SESSIONS
米津玄師
●WING TENT
OH!!マイキーズ(RO69JACK 2015 優勝アーティスト)
小林太郎
竹原ピストル
NOISEMAKER
SWANKY DANK
BOMI
三戸なつめ
Rhythmic Toy World
●BUZZ STAGE
Suck a Stew Dry
出口博之(MONOBRIGHT)
kz(livetune)
水曜日のカンパネラ
アカシック
DJダイノジ
The Flickers
タナシンドローム
DJ'TEKINA//SOMETHING a.k.a ゆよゆっぺ
≪リリース情報≫
ROCKIN’ON JAPAN増刊号
『ROCK IN JAPAN FES.2015』
2015.09.12リリース
¥870(税抜)
【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015】のすべてを盛り込んだオフィシャルマガジン
≪関連リンク≫
ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015 オフィシャルサイト
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