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今夜最終回「ちかえもん」優香の“じじい転がし”はあの人仕込みか

NHK総合の木曜時代劇「ちかえもん」第7回(2月25日放送分)で、近松門左衛門(松尾スズキ)がついにプロポーズ! お相手は天満屋の遊女・お袖(優香)――

その前夜、近松は盟友・竹本義太夫(北村有起哉)とたき火を前に酒を酌み交わしながら「自分たちの書きたいものを書くべし、書くべし」と気炎をあげたものの、体を冷やしてすっかり風邪をひいてしまう。

翌日、近松が鼻をぐずぐずさせながら天満屋へお袖に会いに行く。お袖はいつものように近松を「じじい」呼ばわりしつつ、この日は何やかやと世話をやいてくれて妙に優しい。これに近松、すっかりのぼせあがり、勢いとくしゃみに乗じてつい「結婚してくれ」と口走ってしまった次第。いきなりの求婚に、思わず近松を突き飛ばして部屋を出ていくお袖だが、まんざらでもなさそうな様子。さて、二人のゆくえはいかに!? 物語は今夜8時から放送の最終回へと続くっ!
今夜最終回「ちかえもん」優香の“じじい転がし”はあの人仕込みか
1978年公開の映画「曽根崎心中」。増村保造を監督に、宇崎竜童と梶芽衣子が徳兵衛・お初を演じた。橋本功演じる九平次の悪漢ぶり、天満屋の縁の下に潜りこんだ徳兵衛をお初が着物で隠す名場面のほか、ラストの心中の様子も現在人形浄瑠璃で演じられているものより近松の原作に忠実に再現している

……いや、さすがに締めが早すぎた。近松のプロポーズはドラマの本筋ではなく、あくまで一挿話にすぎない。それにしても、求婚したあと「言うてしもうたあ」と心のなかでつぶやくときの近松っつぁんの顔がすばらしかった。松尾スズキの顔芸ここに極まれり。優香のじじい転がし(じじい言うな)ぶりも、志村けんと長年コントを演じてきたたまものであろう。

ちなみに第7回は、最終回直前のファンサービスなのか、本シリーズ恒例の近松が歌う場面が3か所も登場し、前半と後半で「かあさんの歌」(1956年)、そしてくだんのプロポーズの場面では五木ひろしの「よこはま・たそがれ」(1971年)がそれぞれ詞を替えて歌われていた。

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