
3月18日発売予定
136話はこんな話
千代(小芝風花)は、病院で出会った東柳(工藤阿須加)と、小説のようなシチュエーションで再会する。
東柳の名言
「拝聴。拝聴。」
今日の名言はこれでしょう。
帝大生できっちりしてるかと思った東柳も、やっぱり、どっかズレていて面白い「あさが来た」男子だった。
「若い男と おなごが 表で言葉を交わすやなんて あかん!」(よの/風吹ジュン)のだそうで、東柳は千代の家にあがることに。
そして、加野屋ほぼオールスターズ(銀行の面々のぞく)と対面してしまう。
千代は、すっかり東柳にメロメロ。
2度とお会いできないと思っていたと言う千代を、うめが微妙な顔をして見るのは、雁助(山内圭哉)回の名残だろう。うめと千代は、2度と会えないかもしれない人に会えた喜びを分かち合えるふたりなのだった。
東柳が千代に聞いた台詞「君の名は」は、朝ドラ第46作め、1年間の大作だったドラマのタイトルと同じ。あさが刺される前に千代を待ち伏せていた時、てぬぐいを巻いていたのが、「君の名は」のヒロインのストールの巻き方に似ていた気もしないではない。
思い返せば、以前、東柳は林檎のことを「じつにべっぴんさんだな」と言っていて、その「べっぴんさん」は次の朝ドラ「とと姉ちゃん」のさらに次の大阪制作朝ドラと同じタイトル。
この際だから、東柳は朝ドラタイトルを台詞におりこむキャラということにしたらどうか。
(木俣冬)
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