2003年から2004年の短い期間だが、同時期に同じ雑誌のモデルとして紙面を賑わせていたのが、北川景子・木村カエラ・水原希子・榮倉奈々・鈴木えみというビッグネーム5人だ。
今となってはバラバラの道で活躍しているように見えるこの5人の貴重な接点が、雑誌『セブンティーン』(集英社)だった。


同期だった北川景子&水原希子


今年はDAIGOとの結婚スクープもあり、勢いがとどまらない女優・北川景子。彼女は2003年、「ミスセブンティーン」に選ばれ、モデルデビューし、2006年にセブンティーンモデルを卒業する。
そして女優業のかたわら、現在もモデルとして活躍している水原希子も2003年、「ミスセブンティーン」に選ばれ、3年間セブンティーンモデルとして活動していた。一度芸能活動を休業したが、2007年、『ViVi』の専属モデルとして活動を再開することになる。

2003年の「ミスセブンティーン」でデビューした二人は、セブンティーンモデル同期だ。このとき、水原希子は中学1年生という若さ、北川景子は高校2年生だった。
水原・北川の二人は2005年にツーショットで表紙を飾ったこともある。『セブンティーン』の当時の流行スタイルの影響もあり、二人とも眉が細く、アイメイクばっちりの、ギャル風の印象だ。

モデル出身の木村カエラ


今やアーティストとしての人気が不動のものとなっている木村カエラ。2001年、「ミスセブンティーン」に選出されてから、2005年にセブンティーンモデルを卒業するまで、個性派ポジションのモデルとして活躍する。眉上の前髪は当時からチャームポイント。流行に流されないファッションで不動のポジションを築いていた。
モデルデビューの時点から、「将来は歌手になりたい」というビジョンを公言していた木村カエラ。最も堅実に夢を叶えた元セブンティーンモデルの一人だろう。


榮倉奈々&鈴木えみの最強コンビ


ショートヘアが似合う印象の榮倉奈々だが、モデル時代はロングヘアがチャームポイントだった彼女。2002年、『セブンティーン』専属モデルとなり、2009年までの長期間にわたって、本誌トップモデルとして活躍した。
そして一児の母であり、現在もモデルとして活躍中の鈴木えみ。Instagramには根強いファンがついている。1999年、「ミスセブンティーン」に選ばれ専属モデルとなった彼女は、2004年にセブンティーンモデルを卒業するまで、榮倉奈々と並ぶ2トップだった。榮倉奈々・鈴木えみコンビは「えみなな」とも呼ばれ、人気を博した。

今回紹介したような5人が卒業した後も、桐谷美玲、剛力彩芽、西内まりや、広瀬すずなど、大人気の女性芸能人を輩出している雑誌『セブンティーン』。
次なるスターが生まれつづけるのか、これからも注目しつづけたい雑誌だ。
(空町餡子)

※イメージ画像はamazonよりSEVENTEEN (セブンティーン) 2005年10月15日号
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