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『ナースのお仕事』のシスター版 黒歴史となった『天使のお仕事』を振り返る

『ナースのお仕事』のシスター版 黒歴史となった『天使のお仕事』を振り返る
映画化もされた『ナースのお仕事』
この作品に触れたのがきっかけで、看護師を志したという20~30代は結構いるのではないでしょうか?『ナースのお仕事』。いわずと知れた看護師ドラマの金字塔です。
1996年の第1シリーズから、2002年の第4シリーズまで連続ドラマとして放送され、その間に劇場版も公開。2014年には、久しぶりに新作のスペシャル版が放送されて話題となりました。この作品で主人公を務めるのは、観月ありさ。ドジでおっちょこちょいだけど患者想いの看護師「朝倉いずみ」は、彼女最大の当たり役として知られています。

そんな、絶大な人気を誇った『ナースのお仕事』のフォーマットを利用してつくられたのが、1999年に放送された『天使のお仕事』です。

『ナースのお仕事』とほぼ同一キャストの『天使のお仕事』


「スターシステム」という言葉をご存知でしょうか? ドラマや映画を制作する際、売れっ子役者の起用を前提に考え、その俳優を中心に物語や設定を練り上げる手法のことです。
日本においては、漫画の分野ではありますが、手塚治虫がこのシステムの使い手として有名。彼の作品では、キャラクターが頻繁に使いまわされており、(例えば『ブラックジャック』で、アトムそっくりの患者が登場するなど)そうすることで、読者がキャラに愛着を抱きやすいという効果が期待できるのだとか。

『天使のお仕事』も、一種の「スターシステム」的方法論によって制作されたドラマです。キャストのほぼ全てを『ナースのお仕事』からシフトさせ、主演も本家同様に観月ありさ。舞台を病院から教会に変えたものの、観月演じる新米シスター「阿部まりあ」のキャラは頑張り屋でまっすぐという、まんま「朝倉いずみ」でした。

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