3月30日から放送されていた日清カップヌードルのCM放送が取り止めになった。
「世間の声はどうでもいい」日清カップヌードルCMが世間の声で中止した件

「OBAKA's UNIVERSITY」シリーズの第1弾。

CMの中で北野武は「世間の声とかどうでもいい。大切なのは自分の声を聞くってことだろう。おりこうさんじゃ時代なんて変えられないよ」と若者にエールを贈っていた。
にもかかわらず、日清は“皆様のご意見を真摯に受け止め、当CM、「OBAKA's UNIVERSITY」シリーズの第一弾の放送を取り止めることに致しました。”というお詫びを出してしまった。
「世間の声はどうでもいい」と断言したCMなのに、世間の声で中止にしてしまったのだ。

エールは本気じゃなかったのだな……と判明してしまい残念だ。

おりこうさんのままでは時代は変えられない。ぜひ、カップヌードルCMの第二弾は、こんなふうにしてほしいと妄想する。
「自分の声を聞くことも大切だけど、世間の声も聞く。失敗したら謝る。だけど諦めない。
もっといい方法を、もっと過激に。そうじゃなきゃ時代なんて変えられないよ」

ナレーションが流れるなか、第一弾の出演者とスタッフと上層部が謝罪するシーンが次々と映し出されるのだ。
(米光一成)