年明け早々、日本中を激震させたSMAP解散騒動。『SMAP×SMAP』にて、異例の釈明会見まで行った。
結果としては中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の4人がジャニーズ事務所のメリー北川副社長に謝罪して、元のサヤに収まるという結果に落ち着いた。
しかし、SMAPの解散騒動は1999年にも起きていたのである。

SMAPメンバーを襲った相次ぐ騒動


90年代後半、SMAP解散説はよく週刊誌を賑わせていたのだが、1999年は特別だった。
「1999年7の月に、地球が滅びる――」こんなノストラダムスの大予言が大ブームだったことも影響してか、「SMAPは今年で最後」「9月26日で解散」など具体的な日付が出てくるほど。
しかもこの年は、木村拓哉が当時交際を公にしていた“カオリン”との破局、テレビ朝日アナウンサーの下平さやかと中居正広の熱愛発覚、そして、稲垣吾郎の未婚の父事件(実は同じマンションに住む女性の狂言だった)などメンバーに関する大きな報道が立て続けに起きていた。これらが背景となり、噂話は真実味を帯びる形となる。
だからこそ、解散はいよいよ本当なのではないかとファンたちは戦々恐々としていたのだった。

SMAPコンサートツアーでの異例の言及


同年の9月。SMAPは全国コンサートツアーを行っていた。横浜スタジアムで行われた4日間連続のコンサートの際、中居が重い口を開く。
「SMAP解散の話、知ってる?」

そこにいたファンはもちろん息を呑んだ。しかし、中居は「インターネットでそんな噂出たでしょ」と続ける。
すると木村や香取も「ネットでよく見るよね」「実は俺が情報流してるんだ」とオチをつけ笑い話にし、ファンたちを安堵された。

SMAP解散はあるのか


2016年の報道は懇意にしていたマネージャーの独立があるなど内部分裂のようなものがあったが、それ以外では解散する必要はまったくないと語る芸能記者もいる。
そして現在の動きをみる限りでは、一時のゴタゴタが沈静化したとも見れる。
となると、次のXデーはなかなか起こらないのではないかと信じたいところだが、さて、どうなることか。
(まっさん)
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