「WE ARE GO」は過去のUVERworldにはなかったBPM/インタビュー2

■UVERworld/New Single『WE ARE GO/ALL ALONE』インタビュー(2/4)

――インタビュー1より

「僕らがこの「WE ARE GO」に込めた思いを、今夏、直に観てもらいたい」(TAKUYA∞)

――「WE ARE GO」を作っているとき、メンバー間ではどんな言葉が飛び交っていました?

TAKUYA∞:テーマみたいになっている“We are~”というのが、とにかくカッコよく聴こえたらなと思って。その部分だけが昨年ぐらいに録ってあったんですよ。
それをどうカッコよく聴かせるか、この完成形に辿り着くまでに3~4曲、作ってみて。さらにテンポ感やキーを変えていって。この「WE ARE GO」は過去のUVERworldにはなかったBPMなんです。

真太郎:BPM=185ぐらい。

TAKUYA∞:そのテンポでハーフリズムでビートを刻んでいて。日本人があまり好きじゃないリズムなんですよ。もうちょっとテンポを上げたくなるというか。

「WE ARE GO」は過去のUVERworldにはなかったBPM/インタビュー2
WE ARE GO / ALL ALONE【初回生産限定盤】

――いわゆる大陸的なノリのリズム。

TAKUYA∞:そうです、アメリカンロックとかにはよくあるテンポ感で。それが2周ぐらい廻って僕達には新しく感じていて、“We are~”との相性もよかったんです。そのテーマをカッコよく聴かせるために、ギターとベースにはちょっと我慢してもらって、全体の60%ぐらいをパーカッションが占めていて。生モノ打楽器の力強いアンプラグドな部分と、地を這うようなシンセベースやEDM的なアプローチを、バランスよく融合させたんです。


真太郎:そのパーカッションも、何パターンか組み合わせて今のパターンになっている箇所もあったり、意外に複雑になっているんですよ。でも曲の印象として、パーカッションで持っていくこと、あとサックスとギターのリフがあってというのは、事前に定まっていたから。そういった意味でアレンジ中に迷路にハマり込むようなことはなかったです。ただ、最初に思っていたよりパーカッションの割合が多くなりましたね。ここまで“パーカッション押し”は初めて。そういう面でも新しいですよね。

――全てのきっかけになった“We are~”部分は、そもそも、なにがきっかけで前に録っていたんですか?

TAKUYA∞:楽曲のフックとかテーマになるような部分ってあるじゃないですか。例えば「7th Trigger」の口笛とか。この“We are~”は、みんなで合唱できて、初めて聴いても2回目から歌えるようなもの。そういうシンプルなインパクトを探しているときにできましたね。

「WE ARE GO」は過去のUVERworldにはなかったBPM/インタビュー2
WE ARE GO / ALL ALONE【通常盤】

――発売前に公開されたショートヴァージョンのミュージックビデオも、ファンには評判がいいですね。一番届けるべき相手に届いた、という感触も相当あります?

TAKUYA∞:そうですね。
ライブで一度だけ演ったんですけど、ライブの2~3日前にアニメで流れたんですよ。そしたら、みんなで歌っているという状態がライブで起こったので、届けたい人達にダイレクトに届いているなって思いましたよ。

――自分との闘いだっていう鼓舞させるメッセージもビシビシ響きますからね。

TAKUYA∞:うん。でもこの曲は、音源だけ聴いて完成じゃないんです。ライブで演って、この“We are~”感が完成するんですよ。僕達の音とファンの人達の合唱が一体化してこそなんです。恐らく全く興味ない人がその光景を観ても、なにかしら感じるものあると思っていて。だからフェスとか、この夏はこの曲を引っさげて、僕らがこの「WE ARE GO」に込めた思いを、直に観てもらいたい。

――勝負する気、満々ですね。

TAKUYA∞:そうですよ、勝ち戦ですよ。

真太郎:うん、勝ちにいきますよ。


――インタビュー3へ

≪リリース情報≫
New Single
『WE ARE GO / ALL ALONE』
2016.07.27リリース

【初回生産限定盤】CD+DVD
SRCL-9131~32 / ¥1,574(税抜)
【通常盤】CD
SRCL-9133 / ¥1,204(税抜)

[収録曲]
1. WE ARE GO
2. ALL ALONE
3. Colors of the Heart(Live at Marine Messe Fukuoka 2015.12.30)
4. 心が指す場所と口癖 そして君がついて来る (Live at Zepp Tokyo 2008.06.02)
<DVD> ※初回生産限定盤のみ収録
-2015.09.13『KING'S PARADE(男祭り)』@神戸ワールド記念ホールより-
1. Collide
2. PRAYING RUN

≪ツアー情報≫
【UVERworld SUMMER TOUR 2016】
2016年8月9日(火)香川・レクザムホール
2016年8月10日(水)香川・レクザムホール
2016年8月12日(金)鳥取・とりぎん文化会館
2016年8月13日(土)鳥取・とりぎん文化会館
2016年8月15日(月)岡山・倉敷市民会館
2016年8月16日(火)岡山・倉敷市民会館
2016年8月18日(木)京都・舞鶴市総合文化会館
2016年8月22日(月)大阪なんばHatch
2016年8月23日(火)大阪・なんばHatch
2016年8月27日(土)富山・富山オーバードホール
2016年8月28日(日)富山・富山オーバードホール
2016年8月30日(火)長野・長野ホクト文化ホール(大ホール)
2016年8月31日(水)長野・長野ホクト文化ホール(大ホール)
2016年9月2日(金)福島・郡山市民文化センター
2016年9月3日(土)福島・郡山市民文化センター
2016年9月5日(月)宮城・仙台PIT
2016年9月6日(火)宮城・仙台PIT
2016年9月8日(木)青森・弘前市民会館
2016年9月9日(金)青森・弘前市民会館
2016年9月24日(土)沖縄・沖縄コンベンション劇場
2016年9月25日(日)沖縄・沖縄コンベンション劇場

≪イベント出演情報≫
【ROCK IN JAPAN FESIVAL 2016】
2016年8月6日(土)国営ひたち海浜公園

【UVERworld×氣志團「THE TAIMAN~滋賀vs千葉~」九州編】
2016年9月12日(月)福岡サンパレス

【氣志團万博2016】
2016年9月17日(土)千葉・袖ヶ浦海浜公園

【イナズマロック フェス2016】
2016年9月18日(日)烏丸半島芝生広場(滋賀県琵琶湖博物館西隣 多目的広場)

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