世界的大ヒットとなり、日本でも社会現象を起こしたアプリ『Pokemon GO』(ポケモンGO)。日本では7月22日より配信開始され、およそ2カ月が経ちブームも落ち着き始めているようす。
だが、9月16日に発売された「Pokemon GO Plus」の人気は凄まじく、同商品がオークションサイトで高値で転売されていることがTwitterで議論の対象になっている。

Pokemon GO Plusってなに?


「Pokemon GO Plus」は、スマートフォンの画面を見続けなくても『ポケモンGO』で遊ぶことのできるデバイス。形は腕時計のような感じで、そのまま腕に取り付けることが可能。「周囲にポケモンが現れた」「ポケストップがある」という情報を、ランプと振動で知らせてくれて、ボタンを押すことでポケモンの捕獲を試みたり、ポケストップで道具を手に入れたりできる。Bluetooth Low Energyでスマートフォンと連携し、『ポケモンGO』のゲーム画面から簡単にペアリング・接続。『ポケモンGO』がバックグラウンドで動作中のときも接続され続けるので、スマートフォンを手に持っていなくても遊べるという仕組みだ。

同商品は9月16日に発売され、メーカー希望小売価格は3,500円(税別)。
全国の「ポケモンセンター」「ポケモンストア」「ポケモンEXPOジム」などで販売され、「ポケモンセンターオンライン」でのネット販売も行っていた。

売り切れ続出でオークションで3倍以上の値段で転売に……


9月16日の午後に「ポケモンセンターオンライン」を見たところ、「大好評のため、「Pokemon GO Plus」はお品切れいたしました。次回入荷予定は未定です。」とのコメントが載っていた。さらに全国の「ポケモンセンター」では開店前から行列ができているそうで、購入券の配布も行われている。

そんな状況のためか、オークションサイトでは高値の転売が目立つ。「ヤフオク!」ではだいたい8,000円前後で落札されており、高いものだと14,800円の値がついたものも。
なお、この商品は先に海外で販売されていたのだが、その輸入品が7月に「ヤフオク!」で出品された際には最高77,000円で取引されていた。「転売屋ホントに迷惑」「普通に働けよ、時給換算しても大したことねえだろ」「早く大量生産して転売屋を大赤字にして下さい」と転売行為には非難の声が上がっている。