岡村隆史といえば、風俗ジャンキーのモテないキャラとして知られる。だが、女性との接触がまったくなかったわけではない。岡村の90年代の女性遍歴をたどってみたい。
1.同棲寸前までいったファンの女性
ナインティナインは90年代初頭に東京進出を果たす。当初住まいは大阪にあり、東京ではホテル暮らしをしていた。その頃、ストレス満タンの岡村を支えるファンの女性がいた。
彼女は岡村が東京でひとり暮らしをするにあたり、身の回りの世話を焼いてくれたが、なぜだか食器や歯ブラシを2つずつ用意してゆく。怖くなった岡村は、彼女を無理やり追い出してしまったという。これがラジオのトークなどで時折語られる、同棲寸前までいった女性である。
2.かとうれいこ
岡村は90年代はじめに巨乳グラビアアイドルとして活躍した、かとうれいこを気に入っていった。ナイスバディと濃い目の顔立ちは、熊田曜子と共通するものがある。岡村は番組で共演した際、彼女に過度なセクハラをはたらき、本気で嫌われてしまったという。
3.雛形あきこ
岡村は『めちゃ2モテたいッ!』『めちゃ×2イケてるッ!!』の20年来の共演者である雛形あきこに目をつけていた時期もある。彼女も巨乳で濃い顔、という岡村のタイプに合致する。
とはいっても共演者に手を出すことはせず、「雛形で手淫(オナニー)したことがある」「アイツとは妄想でずっと付き合っていた」と、のちにラジオで告白している。
4.巨乳釘師の女
恋愛と縁遠いように見える岡村にも“ハニートラップ”が仕掛けられたこともある。98年10月に、新宿のカラオケボックスで開かれた合コンで、釘師の女と知り合う。パチンコに興味があった岡村は彼女と意気投合。話が盛り上がり、一緒に店を出たところで写真を撮られる。彼女は後日、会見を開き、その様子が『FRIDAY』に掲載される。この女性もバスト90センチの巨乳であった。
5.葉月里緒奈
岡村にとって90年代最大のスキャンダルといえば、葉月里緒奈からの“マジ告白”だろう。葉月は、黒髪の似合う正統派の美人女優。イチローと交際したかと思えば、真田広之との不倫騒動が明るみとなり、“魔性の女”と呼ばれていた。
岡村のファンであった葉月は、ドラマで共演した明石家さんまを通じて連絡を求める。
その後、岡村はラジオでたびたび好みのタイプを語っている。本上まなみ、仲間由紀恵、新垣結衣、綾瀬はるか、広瀬すずのほか、最近では『オールスター感謝祭』(TBS系)のマラソン企画で健闘した土屋太鳳を絶賛。透明感のある清純派美女が好みのようだ。だが、そうしたタイプを求めれば求めるほど“46歳の小さいおっさん”の結婚は遠ざかってゆくだろう。
(下地直輝)
参考文献:「ナインティナインのオールナイトニッ本 (vol.1)(vol.2)」(ヨシモトブックス)
※イメージ画像はamazonよりナインティナインのオールナイトニッ本 (vol.1)