■乃木坂46／New Single『サヨナラの意味』インタビュー（1/4）
サヨナラをするだけじゃなくて、そこにある意味をみんなに見つけてほしい
乃木坂史上最大の夏のイベントを終えてリリースされる16thシングル「サヨナラの意味」は初期メンバーである橋本奈々未の卒業ソング。別れには必ず意味があるという前向きなメッセージを持つこの曲について、そして乃木坂46の成長について、橋本奈々未と同じく、一期生の生駒里奈に話を訊いた。
（取材・文／西沢フミタカ）
ななみんは、すごくしっかりしていて、一人でも生きていける人
――8月末の『真夏の全国ツアー2016』の明治神宮野球場3DAYSですが、終えてみていかがでした？
生駒：すごいバタバタしていたなって（笑）。天候もそうですし、乃木坂のこれまでのツアーは地方を回ってから、東京の千秋楽で集大成を観せるという流れでしたが、今回の神宮のライブはツアーの流れではなくて、バースデイライブだったので、（通常の）ツアーも演りつつ、神宮のリハーサルもしつつという、それぞれがまったく違う内容で、果たして「上手くできるのか？」という不安を抱えながら初日を迎えました。
――それは大変でしたね。
生駒：はい。3日間で全曲披露といっても毎日違うセットリストですし、ひとつひとつ全部覚えないといけないことばかりだったので、「ちゃんと3日間を成り立たせることができるのか」という不安がありました。乃木團をやっている子たちは、そのリハが終わったあと、夜中まで（神宮のリハを）やったり、かなりキツいスケジュールだったと思います。でも、誰ひとり怪我もせず、雨も逆に良い演出になって、観に来てくださった方も3日間楽しかったと言ってくださっているので、よかったです。
――達成感のようなものはありました？
生駒：「3日間、ちゃんとできるか？」ということに必死だったので。個人的なことですけど、初めて一人で『舞台版「こちら葛飾区亀有公園前派出所」』に出させていただいて、その稽古もありましたし、慣れない面もたくさんあって、風邪をひいて（神宮の）リハも全然出られなかったんです。そういう不安もかかえての本番だったので、達成感というよりは「あぁ、なんとかできてよかった」という気持ちの方が強かったです。
――16thシングル『サヨナラの意味』をもって、橋本奈々未さんが卒業するわけですが、彼女はどんな存在でした？
生駒：ななみんは、すごくしっかりしていて、一人でも生きていける人。でもアイドルになって、いままでできなかったことをたくさん体験して、楽しく活動している姿も見ています。ただ孤高の存在なだけではなくて、メンバーのことも客観的に見てアドバイスをくれたり、自分の考えに共感してくれたり、ななみんが新しい考えを言ってくれて、（自分が）共感したりとか。乃木坂のことを考えるときには、（ななみんと）同じ意見が多かった気がします。
――生駒さん自身が卒業を考えたことは？
生駒：私は15歳から（乃木坂を）やっていて、今度21歳になるんですけど、一期生の子たちは、二期生や三期生の子たちと比べると卒業が近いわけじゃないですか？ ななみんは芸能界引退ということでの卒業発表だけど、「自分は乃木坂を終えたら何をするんだろう？」って。現実的な話、食べていかないといけないので（笑）。普通に就職したり社会に出るなら、いまのうちに資格も取っておいた方がいいかなとか、タレントさんになりたいなら、そのためにたくさん準備しないといけないなとか。いますぐ卒業とか、そういう話ではないですけど。
――インタビュー2へ
≪リリース情報≫
New Single
『サヨナラの意味』
2016.11.09リリース
【Type-A（初回仕様限定盤）】CD＋DVD
SRCL-9258～59 / ￥1,650（税込）
【Type-B（初回仕様限定盤）】CD＋DVD
SRCL-9260～61 / ￥1,650（税込）
【Type-C（初回仕様限定盤）】CD＋DVD
SRCL-9262～63 / ￥1,650（税込）
【Type-D（初回仕様限定盤）】CD＋DVD
SRCL-9264～65 / ￥1,650（税込）
【通常盤】CD
SRCL-9266 / ￥1,050（税込）
≪ライブ情報≫
【乃木坂46 Merry Xmas Show 2016 ～選抜単独公演～】
2016年12月6日（火）8日（木）日本武道館
【乃木坂46 Merry Xmas Show 2016 ～アンダー単独公演～】
2016年12月7日（水）9日（金）日本武道館
【乃木坂46 3期生「お見立て会」】
2016年12月10日（土）日本武道館
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