■乃木坂46／New Single『サヨナラの意味』インタビュー（2/4）
――インタビュー1より
私は普通には働けないと思うんです。15歳から乃木坂をやっているから、普通に働くってことがわからない
――ご自身の中では卒業後、こうしたいというのは決まっています？
生駒：私は普通には働けないと思うんです。普通に働くってことがわからないんです。15歳で乃木坂に入って、いきなり環境が変わって、もう15歳まで生きて来た環境とは全然違くなってしまっていて。だから私は（芸能界ではない）普通の世界の人になったとたん、わからないことだらけです（笑）。いま生きている芸能の世界も乃木坂の名前があるから受け入れられているわけだし、こんな私を受け入れてくれた芸能の世界が大好きなんです。元の世界に戻ったら、暗い自分で一生を終えると思います。縁があって来た芸能の世界なので、いられる限りはこの世界にいれたらいいですね。
――「サヨナラの意味」にちなんでですが、これまでに印象に残るサヨナラの思い出はありましたか？
生駒：私はこれまで、あまりサヨナラって意識してこなかったんです。乃木坂でも、たくさんのメンバーが卒業していったわけですけど、（卒業しても）会っている人はいるし、一緒に活動をしなくなるという意味ではサヨナラだけど、あまりバイバイってことを感じたことはありませんでした。あらためて「サヨナラの意味」ということで質問されたとき、私ってあまりひとつひとつのことをちゃんと捉えていないのかなって……。初期の頃の卒業と、乃木坂がいろいろなところで知られるようになってからの卒業だと、意味合いも少し変わってくるだろうし、私自身も捉え方が変わってきていると気が付きました。
――卒業しても会えなくなってしまうわけじゃないし、わりと楽観的に考えている？
生駒：そういう風に考えちゃうから冷めてるのかなって。すべてのことに対して120％向き合ってしまって、すごくつらくなってしまった経験があるので、出来事に対してちょっとフィルターをかけて、すべてを受けとめるんじゃなくて、受ける部分と受けない部分を作っているんです。この時代、完璧に別れてしまうことなんてほとんどないし、本当に別れようと思ったら自分から遮断すればいいですし。信頼して、いい関係でいたい人とサヨナラするのは寂しいけど、そういう人とは、形として別れることになっても、完璧な別れにはならないと思うんです。
――「孤独な青空」は親友のあり方を歌った内容ですが、生駒さんが考える親友の条件って？
生駒：ズルくない人。何事に対しても他人を蹴落として、自分が成り上がるんだっていう人間は好きじゃない。私の親友は私が乃木坂に入っても変わらない人だったので、何があっても変わらないでいてくれるのが本当の友だちだし、芸能人になって出来た友だちも自分と同じような考えの子が多いんです。あと私は「すごい人はいるけど偉い人はいない」って思っているので、偉くもないのに、すごく偉そうにしている人はダメですね（笑）。私がすごいと思って心から尊敬する人の中には、尊敬する人のままの方もいれば、そこから友だちになる人もいます。（私と）年齢が変わらなくても、歳が上でも下でも、しっかり意思を持っていて、行動に真面目さが出ていたり、周りへの気配りが見えていたりする人は尊敬できるし、一緒にいても心地がよくて。こんな人になりたいなと思う人が結果的に親友になっていると思います。
――インタビュー3へ
≪リリース情報≫
New Single
『サヨナラの意味』
2016.11.09リリース
【Type-A（初回仕様限定盤）】CD＋DVD
SRCL-9258～59 / ￥1,650（税込）
【Type-B（初回仕様限定盤）】CD＋DVD
SRCL-9260～61 / ￥1,650（税込）
【Type-C（初回仕様限定盤）】CD＋DVD
SRCL-9262～63 / ￥1,650（税込）
【Type-D（初回仕様限定盤）】CD＋DVD
SRCL-9264～65 / ￥1,650（税込）
【通常盤】CD
SRCL-9266 / ￥1,050（税込）
≪ライブ情報≫
【乃木坂46 Merry Xmas Show 2016 ～選抜単独公演～】
2016年12月6日（火）8日（木）日本武道館
【乃木坂46 Merry Xmas Show 2016 ～アンダー単独公演～】
2016年12月7日（水）9日（金）日本武道館
【乃木坂46 3期生「お見立て会」】
2016年12月10日（土）日本武道館
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